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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年03月31日
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カテゴリ:日本ワイン
  • アンデルセンファーム 志2012

さて、今回も続けて日本ワインです。広島産の1本になります。
志2012。生産者はアンデルセンファーム。あの、パンでお馴染みのアンデルセン(広島の会社なんですよ)が2005年から始めた農業プロジェクトになります。「土から食卓まで」を目指し、北広島の自社畑で有機農法を実践するなどしてブドウやリンゴを栽培、それらをワインや洋菓子にしています。ワインのファーストリリースは2011年。現在は奥出雲葡萄園への委託醸造だそうです。
セパージュは、マスカットベーリーA、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、ピノ・ノワール。価格は、アンデルセンのサイトで2415円でしたが2012ヴィンテージは既に完売とのこと。4月下旬には新ヴィンテージがリリースされるそうです。

は薄いルビー。色合い的には淡い感じです。

香りは、抜栓してすぐはベーリーA感を感じるフォクシーフレーヴァーやイチゴっぽさがあり、そこに軽い根菜類や土っぽさ、少々のミネラルといったものが加わる感じ。ただ、時間経過でかなり変化し、小豆っぽさや赤ベリー、なめし革、フルーツケーキ、チェリー、ヤマモモ、それにブルーベリーっぽさといったものが現れてきました。後半にかけては、結構ピノっぽくなります。

味わいは、旨みを伴う、乳酸系ながらも明るい酸が最初の印象に来て、その後を繊細で温かみのある果実味が追いかけてくるといった感じ。タンニンの印象はあまりなく、軽い渋みがアクセント程度。トータルバランスのいいものとなっています。ボディはライト。口当たりは優しく、しかしミネラル感はあります。

優しく穏やかなワインですが、肉料理との相性は非常に良かったりします。
鴨のローストと合わせますと、旨み同士の相性や鉄っぽさを旨みにする感じがあるのはもちろん、香りの面でも、肉の香りにフルーティさがよくはまりました。
また、豚肉のテリーヌをつまみますと、これまた旨みの相性、香りの相性の良さを感じるのはもちろん、果実味が塩気を伴う肉の味わいにソース的にマッチする印象でした。
一方で、面白かったのがバーニャカウダ。野菜の甘みに結構合うのはもちろん、アクセントに味噌を使ったというソースとの相性も、香り、旨みの面でいけました。

バーニャカウダソースに関しては、味噌を使っているのがポイントっぽい感じです。日本の赤らしく、やはり発酵食品との相性は間違いないようです。その一方で、ガッツリイタリアン・フレンチな肉料理(ソースの濃いものではなく肉の味を前面に押し出すタイプのものですが)とも合うという事で、中々に底力があるのかなと。
まだ始まったばかりのワインですが、現段階でも結構面白いですし、今後もチェックしたいワインです。

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最終更新日  2014年04月03日 22時12分38秒
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