テーマ:ワイン大好き!(30823)
カテゴリ:泡モノ!
特に理由はないのですが、前回に引き続き今回もシャンパーニュです。 ブラン・ド・ブラン・ブリュット。生産者アンリオは、言わずと知れたシャンパーニュの有名メゾン。その歴史は200年以上になりますが、実は現在までずっと家族経営を守っています。シャルドネには特にこだわっているそうで、コート・デ・ブランのグランクリュのものを使用します。また、リザーヴワインのストックが豊富で、アッサンブラージュの際に多く使用しているのも特徴的です。 価格は、写真のお店で5594円。 色は青みがかった黄色。ただ、ツヤ感はあり薄いシャンパンゴールドといった感じでしょうか。 泡は穏やか。勢いよく口の中を刺激するようなタイプではありません。量も程々。 香りはナッツや酵母っぽさ、白い花といった要素に加え、カスタードクリーム+バニラビーンズ的な雰囲気も感じました。加えて、ミカンや八朔などの黄色い柑橘、リンゴ、メロンっぽさといったフルーティさも出ています。その他、ミネラルや軽いスパイスのニュアンスといったものも。 味わいは、しっとり系の酸が前面に。割と強さもあって完全に主役です。果実味は繊細。割と暖かさや膨らみを感じるものですが、酸の勢いの前では裏方に回っていますね。ボディにも丸さ、柔らかさがありミディアムボディといった印象。ミネラル感もありますが、硬質な印象は無し。 食事との相性では、サワラのクリーム煮を合わせてみますとこれがよかったです。生クリームのコクやサワラの旨み、全体の塩気にワインの柔らかさや濃さのある香り、酸の奥の果実味といったものが嵌る感じはありました。 また、意外とよかったのが刺身で、イカやエビ辺りに合いそうなイメージだったのですが、ブリや赤身の方がいい感じです。どちらも味の濃い魚ですがそれがワインの酸やコクにマッチする感じ。また、ブリは脂とワインのまろやかさが、赤身は鉄っぽい旨みとワインの柔らかさの奥にある芯の強さが、結構似た雰囲気を持っているような印象も受けました。 手ごろなワインでは決してありませんが、それだけのものは持っているシャンパーニュかと思います。シャンパーニュを飲んだ感はバッチリ感じられました。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月20日 08時00分06秒
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