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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年05月10日
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カテゴリ:フランスワイン

今回はローヌの赤です。個人的に非常に好きなシャトー・ラヤスのエマニュエル・レイノー氏が手掛ける手ごろなレンジのワインになります。
ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ・ルージュ2009。生産者はドメーヌ・デ・トゥール。シャトー・ヌフ・デュ・パプのトップ生産者であるシャトー・ラヤス。その先代が亡くなった後を継いだエマニュエル・レイノー氏が、ラヤスを継ぐ前から持っていた畑になります。シャトー・ラヤスのカジュアル版といった位置づけですが、栽培・醸造に掛ける手間暇はラヤスのそれにも引けを取らないのだとか。
ラヤスと違い、こちらはグルナッシュ以外にもシラーやサンソー、クノワーズなど様々な品種を混醸しています。価格は、写真のお店では2462円でしたが、楽天内には既に無し。しかも、このヴィンテージどころか、他のヴィンテージさえありません。

はガーネット。薄くは決してありませんが、透明度も高めです。

香りは、クランベリーやイチゴといった赤ベリーやそれらのドライフルーツ、さらには少々のジャムといった要素や、チェリー、軽い黒ベリー、それにザクロのような雰囲気といったフルーツっぽさと、この手のワインらしい甘草っぽさといったものがしっかり出ています。加えて、キノコっぽさや少々のココア、それに茶色いスパイスといった要素も。

味わいは、タンニンが結構まだ元気で渋みしっかりです。そこに、べったりしない、クリアーささえ感じる果実味と旨み、それに穏やかな乳酸系の酸が加わってきます。ボディはミディアム。ミネラル感があり、クリアーな質感がこの手のワインとしてはやはり異質な雰囲気を感じさせます。

食事には合わせやすいワインです。
やはり赤身かなという事で、ローストビーフや牛肉のたたきを合わせましたが、肉の旨みにワインの果実味や透明な質感がバッチリです。どちらも醤油系のソースでしたが、喧嘩などもしませんね。
また、鶏肉にも合わせやすく、塩と各種胡椒のみのローストチキンをつまむと、鶏の鉄っぽい旨みにワインの各要素がよく嵌ります。香りの面でも、胡椒の類との相性が悪いはずありませんね。
また、流石というべきか魚にも行けてしまい、カツオのたたきやマグロの赤身などと合わせても、赤身のお肉と合わせたような滋味の深さを感じられます。

近年ますます人気のこの生産者ですが、それも頷けるワインだと思います。ある種ピノ・ノワール的な、独特の世界観がありますが、それがトップレンジのワインからこういったレンジのワインまできっちり貫かれているというのは驚きです。

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最終更新日  2014年05月13日 00時18分32秒
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