テーマ:ワイン大好き!(30808)
カテゴリ:泡モノ!
スパークリングの美味しい季節となりましたが、今回は久々の2000円シャンパーニュです。 マリー・ド・ビセイ・ブリュット。生産者はリュイリエ。シャンパーニュ南部、コート・デ・バール(お手頃シャンパーニュの定番産地ですね)の作り手です。1876年から続く老舗で、伝統的な製法を重んじつつ、最近は自然栽培にも挑戦しているそうです。粘土石灰質の土壌で、ピノ・ノワールやシャルドネを手掛けています。 セパージュは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。価格は、楽天内では写真のお店が2365円で元座最安値のようです。 色は薄い黄色。シャンパーニュらしく、多少ですがツヤはありました。 泡は、強い勢いで量も多目。キメはふつうなので、結構刺激はあります。 香りは、この手のお手頃シャンパーニュの中では最もシャンパーニュらしさを感じたでしょうか。酵母っぽさがよく出ており、時間と共にブリオッシュ系の雰囲気も感じられました。その他、リンゴやグレープフルーツ、軽いキンカンといった柑橘、メロン、それにヨードっぽさや石灰系のニュアンス、ハーブといったものも感じました。また、時間と共にハチミツや焼きグリ的なそれも。 味わいは、やはりお手頃シャンパーニュらしくドサージュは多目なのか、果実味のボリュームはあります。ただ、それが長く続くという訳ではなく、後から出てくるピノ・ノワールらしいベリーフルーツのような明るい酸が味わいを引き締めてくれます。また、後口にかけては少々苦味も。ボディは円やかでふくよか。ミディアムに近いライトといったところ。ミネラル感もボチボチ。 食事には合わせやすいです。タコのバジルマリネをつまんだところ、タコの食感や旨味に、ワインのヨードっぽさやボディの質感が合いますし、バジルの香りとワインのハーブ感などがよく嵌まりました。 また、鯛のカルパッチョを握りにしたものもつまみましたが、鯛の旨味、シャリやタマネギの甘味、そしてドレッシングの塩味や旨味にワインの果実味や酸がなかなかのものでした。 さらに、様々な豆類とベーコン、タマネギのサラダとの相性も素晴らしく、やや酸味のあるサラダの味わいとワインの酸、それにサラダの塩味と食材それぞれの旨味に、ワインの果実味等がいい対比でした。 その他、スパイシーなフライドチキンにも良好。 食事とも合わせやすいのはやはりお手頃シャンパーニュらしいなというところですが、思った以上にシャンパーニュしていたのが嬉しいところです。 これはなかなかにめっけもんでした(^^) にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事を チェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月25日 13時19分59秒
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