ワインヲタ入門生のチラシの裏

いよいよ来週に迫って参りました1日ワインバースペイン＆ポルトガル編。そこで今回から、当日ご用意させて頂きますワインを、簡単にではありますがご紹介させて頂きます。

先ずはスパークリングです。

１、パゴ・デ・タルシス　ウニコ・ブラン・デ・ネグレ

スペインのスパークリングと言えばカヴァですが、多くのカヴァがカタルーニャ州で作られているのに対し、こちらはオレンジでお馴染みのバレンシア州のものになります。
その為、使用されているブドウも、バレンシア州のウティエル・レケーナという地域の土着品種である、ボバルという黒ブドウ100%となっています。

パゴ・デ・タルシスは、元々スペイン政府の醸造講師をしていたオーナーが、地元のブドウでワインを作りたいという思いから同職を退職、設立したワイナリーで、本カヴァは、独特のフルーティさや、香ばしいニュアンス、それにしっかりした飲み口が特徴的な、同ワイナリーのトップレンジの1本となります。

２、アリアンサ　ブルット・ロゼ

こちらはポルトガルのロゼスパークリングです。
生産者アリアンサはバイラーダという地域のワイナリーですが、ポルトガルの様々な地域のブドウを使用しています。
本ワインには、バイラーダの土着品種バガと、ダン地方を中心に、ポルトガル全土で栽培されており、ポルトガルを代表する品種であるトゥーリガ・ナシオナルが混醸されています。

アリアンサは、ダンのブドウを使ったワインを昔から手掛けており、それを気に入られたのが女優・檀ふみさんのお父さんで、文豪として知られる檀一雄さん。本ワインのトゥーリガ・ナシオナルはダンのものですので、まさに檀一雄さんの愛したブドウとなりますね。
鮮やかな色合いにイチゴやチェリーの香りが香る、フルーティで華やかな1本です。

土着品種を使い、他にありそうでない、独特な世界を表現しているこの2種類のスパークリング、7月6日、フロマジュリー・ピノ岡山店にて開催いたします1日ワインバースペイン＆ポルトガル編で、是非ご体験ください！
当日は、ご予約等も特に必要ありませんので、是非お気軽に遊びに来てやってくださいね。


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