テーマ:ワイン大好き!(30808)
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いよいよこの日曜日に開催いたします1日ワインバースペイン&ポルトガル編のワインのご紹介、今回は白の3種類目と赤の1種類目です。
5、アルフレード・アリーバス トロッソス・サンツ2012 アルフレード・アリーバスは、バルセロナでお馴染みのスペイン・カタルーニャ州の南部にある、モンサンという地域のワイナリーです。 オーナーのアルフレード・アリーバス氏はバルセロナの建築家。仕事で旅をする際飛行機で飲んだワインに嵌り、ワイナリーを始めてしまったのだとか。 なんと、香川県の現代スペイン芸術を展示する丸亀平井美術館を設計したのは、このアリーバス氏です。 モンサンは、銘醸地プリオラートを囲むようにある土地で、地質はプリオラートとよく似ています。また、地中海からの海風の影響を受けており、ガルナッチャ(フランスでいうグルナッシュ)やカリニェナが代表的な品種。このワインも、ガルナッチャ・ブランカとガルナッチャ・グリという、グルナッシュの変異種から作られています。 モモっぽい香りやハーブのニュアンスがあり、ミネラル感も感じるワインです。力強いですが、濃いというより大柄な印象。 6、キンタ・ダス・マイアス レッド2011 キンタ・ダス・マイアスは、ポルトガルのダン地方の葡萄園です。元々ダン地方を代表するワイナリーでしたが、同じくダンの名門ワイナリーであると同時に、ポルトガルを代表するワイナリーでもあるキンタ・ドス・ロケスの傘下に入り現在に至ります。 2007年からは有機無農薬によるブドウ栽培に転換し、2011、つまり、このワインのヴィンテージからは有機認証も受けています。ダンは盆地になりますが、マイアスの畑はその斜面部分にあり、堅牢なつくりになるロケスのワインに比べよりエレガントなスタイルになります。 使用品種は、ジャエン、トウリガ・ナショナル、アルフロシェイロ、ティンタ・ロリス。どれもポルトガルのローカル品種ですが、ティンタ・ロリスはスペインでいうテンプラニーリョに当たり、ジャエンは同じくスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラのハエンという品種をルーツに持ちます。 南方らしい果実味はありますがバランスはよく、ベリーの香りになめらかな口当たりは、どこかピノ・ノワールやエレガントなシラーを思わせます。 どちらも、モダンな技術で洗練されていつつ、ローカル品種の個性を活かした、他の産地とは違う風を感じられるワインとなっています。 是非、7月6日日曜日に、フロマジュリー・ピノ岡山店さんにて開催いたします1日ワインバーで、他にはない世界観をご体験いただければと思います!お時間ございましたら、お気軽にお立ち寄りください! にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月04日 22時38分39秒
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