テーマ:ワイン大好き!(30808)
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いよいよ明日6日日曜日に開催いたします1日ワインバースペイン&ポルトガル編ですが、ワインのご紹介もこれで最後となります。残りは赤2種類です。
7、モナスティル S・X・クルニー2006 モナスティルはスペイン北部のナバーラという地域のワイナリーです。 ナバーラは、風通しや水はけがよく、20世紀初頭には評判の産地でしたがその後低迷。隣接するリオハの陰に隠れてしまっていました。 そこで、再びかつての栄光を取り戻そうといくつかのワイナリーが品質向上に努め、高い評価を得るに至っていますが、こちらもそんなワイナリーの一つです。ビンタエ・グループという、スペイン国内各地で複数のワイナリーを経営するグループの一つで、その中でも、モダンな技術を導入しつつも土地の個性を引き出すことに強くこだわったワイナリーになります。 現代的なワイン作りをすべく、現在ナバーラでは国際品種の栽培もおこなわれており、このワインもテンプラニーリョに加え、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが使われています。 若いうちは深い色合いに、黒果実の香りや強い果実味を持った濃厚なワインでしたが、8年の時を経て落ち着いた雰囲気も纏ってきています。 8、ルイス・パト ヴィーニャ・パン・レッド2001 ルイス・パトはポルトガル中北部、ダン地方の大西洋側隣になるバイラーダ地方のワイナリーです。やはり、ダンと並んでワイン作りの歴史はポルトガル建国時にまで遡ります。 ルイス・パトは、ローカル品種である黒ブドウのバガ(ポルトガル語でベリーの意)で世界基準のワインを作ろうと、減農薬や収量制限に挑戦、そして、マスター・オブ・ワインのジャンシス・ロビンソンなどから賞賛を得るに至りました。 バガは、果皮が厚く小粒なブドウで、タンニンや酸が豊富です。ネッビオーロやピノ・ノワールを思わせる雰囲気を持ったワインになります。 粘土石灰質など広い畑を持ち、バガの他様々な品種を栽培していますが、やはりバガの赤が真骨頂といえるでしょう。このワインも、バガ100%です。但し、樹齢25年と80年の2種類の木のものを使用。 若いうちは非常に堅牢なワインですが、13年の熟成により、バランスの良さが出、香りもベリーフルーツや干しブドウ、スパイスなど複雑な要素が現れその妙を楽しめます。 どちらもある程度瓶熟を経ており、その影響を感じられるかと思います。また、8番のワインに関しては、もうヴィンテージも切り替わっており、2001年をお楽しみいただける機会は非常に限られるかと思います。 是非、明日6日、フロマジュリーピノ岡山店さんにて、16時ごろから開催いたします1日ワインバースペイン&ポルトガル編で、イベリアの赤のディープな世界をお楽しみください! にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月07日 02時18分59秒
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