テーマ:ワイン大好き!(30808)
カテゴリ:日本ワイン
いきなり真夏日が来ましたが、今回は暑い時期に冷やしてしっとり楽しめる日本のソーヴィニヨン・ブランです。 マリコ・ヴィンヤード・ソーヴィニヨン・ブラン2012。生産者はシャトー・メルシャン。日本最古参のワイナリーの一つであり、日本を代表するワイナリーの一つでもある山梨の会社です。当ブログでも2度ほどお邪魔させて頂いております。マリコ・ヴィンヤードは、長野県上田市丸子にあるメルシャンの自社畑。当地の環境に注目し、2003年からメルローなど欧州品種を栽培、現在では同社を代表するブランドの一つとなっています。 セパージュはソーヴィニヨン・ブラン100%。価格は、写真のお店で3024円。 色は淡く、青みがかった黄色といったところ。 香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしいグレープフルーツやレモン、グースベリーっぽさもありますが、柚子やカボスといった和柑橘、それにスゥイーティ的な緑の柑橘のニュアンスといったものがよく出ていました。加えて、ミネラルやハーブ、それにオリーブオイルのような雰囲気や、梨っぽい要素もあったでしょうか。 味わいはバランス型。酸と果実味は拮抗していますが、酸がやや勝るといった印象です。ただ、勿論、どちらも鮮烈なものではなく穏やかで奥ゆかしいものです。ただ、酸には旨みも伴う他、ミネラル感はもちろん、エキス分も程々にあるので、意外と飲んだ感はあります。ボディはミディアムライト。クリアーながらしなやかな印象です。 このワインが食事に合わないわけがありませんね^^ 寿司をつまみますと、白身魚やイカ、エビなどとは甘みや香りの面で当然のようによく合います。また、柚子皮入り岩塩のゆずそるとで、食べますと、香りの面での相性はもちろん、塩の旨みなども加わって味わいに立体感が出ました。 また、意外と赤身系でも行け、マグロの旨みにワインの香りや果実味はもちろん、質感の部分でも相性の良さを感じました。 その他、焼き鳥(塩)のネギマやモモ、それに根菜の炊き合わせなど日常的な食事に合わせて楽しめます。 過去、幾つかのヴィンテージを頂いていますが、今回は生産量も多かったのか、シャルドネと共にネットでも結構買えます。 味わいや香りも、以前のニュージーランドっぽいそれから、少し大人しさが出て、今ヴィンテージは日本のソーヴィニヨン・ブランだなあといった感じを強く受けました。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月13日 02時36分17秒
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