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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年07月29日
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カテゴリ:フランスワイン

暑い時期にまたまたしっかり系の赤です^^;今回はちょっと高級な1本。
レ・フォール・ド・ラトゥール2007。生産者はシャトー・ラトゥール。言わずと知れたボルドー5大シャトーの一角です。ポイヤックの、ワイナリーのあるあたりでは14世紀にはワイン作りが行われており、中でもラトゥールのワインは好評だったようです。その後、16世紀の終わりに周辺の農園が一つに集められシャトーの基礎ができました。ジロンド川近くの、砂利の下に粘土が広がる排水性に優れた土壌で、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルローやプティ・ヴェルド、カベルネ・フランを栽培しています。
セパージュは、ヴィンテージによって変わるそうですが、2007はカベルネ・ソーヴィニヨン59%、メルロー41%。価格は、写真のお店では20800円です。

はガーネットで、まだまだ黒さもあります。典型的な色合いですね。

香りは、ややナッツ的な雰囲気があったでしょうか。そこに、バルサミコや黒コショウ、チョコレート、杉、鉛筆の芯的なニュアンスといった要素が加わってきます。また、結構フルーティさも出ていて、黒ベリーや完熟ブルーベリー、それにプラムやレーズンといったものを感じました。その他、茶色いスパイスのニュアンスももちろん。

味わいは、香りのフルーティさに似合った果実味のインパクトを感じました。もちろん、バランスの取れた味わいではあるのですが、ファーストアタックには結構存在感を見せます。ただ、渋みはやはりしっかりで、舌触りにもタンニンの質感がきっちり。酸は、前に出る感じではありませんが、後ろから全体のバランサーとして働いています。ボディはフル!という程でもなく、割ととっつきやすい、ミディアムに近いフル位だったでしょうか。

今回は食事に合わせるという感じではありませんでしたが、ローストビーフくらいはつまんでみました。ワイン単体でももちろんよくできたものではありますが、赤身肉との相性は流石ですね。
肉の塩気+旨み、ワインの渋味や果実味が嵌りますし、赤み独特の鉄っぽさをより際立たせ、旨さに変えつつ、ワイン自身の味わいの構成要素に引き込んでしまいます。また、ワインの香りが味わい全体の調和を取る辺りもいい感じでした。

まだまだ若さはありますが、それでも多少の落ち着きは感じたでしょうか。バランスもいいですし、今の段階でも美味しく飲めてしまいますね。

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最終更新日  2014年08月03日 01時39分59秒
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