テーマ:ワイン大好き!(30799)
カテゴリ:ドイツワイン
ここ2回ほど、暑い時期にもかかわらずフルボディな赤だったという事で^^;、今回は夏場にも冷やして美味しいドイツの白です。 ユルツィガー・ヴュルツガルテン・リースリング2012。生産者はカール・エルベスです。ドイツ、モーゼルで1967年に創業したワイナリーになります。現在は2代目が引き継いでいます。所有する、ユルツィガー・ヴュルツガルテンとエルデナ^-・トレプヒェンはいずれもモーゼルらしい相当な急斜面で、滑落に注意が必要です。栽培品種はすべてリースリングで、肥料は与えていますが全て有機肥料とのこと。 価格は、写真のお店で1382円と中々にお手頃系です。 色は極薄い黄色。レモン果汁系の色合いです。 香りはレモンやグレープフルーツ系の黄色い柑橘のニュアンスや、マスカットのような爽やかなブドウの香りを感じます。また、そこに微かながらダージリン的な紅茶っぽい要素も加わります。さらに、蜜っぽさや蜜入りリンゴ、石っぽいミネラルや白コショウ的な軽いスパイス感も。石油香は感じませんでした。 味わいは、きっちり甘みを感じます。糖が軸ですね。酸は明るく軽快なものです。甘味のインパクトの後から、軽い苦みや旨みと共に、後口にかけて支配的となってくる感じです。ボディはライト。ただ、ミネラル感や程々のエキス分があり、軽快な酸と相まって爽やかな硬質感があります。 度数も9.5度程度という事で、よく冷やしてすいすい飲めてしまいます。 つまんだのはお寿司やタコのマリネですが、やはり酢飯や野菜の甘みとワインの甘みがよく合いますね。また、寿司ネタ、特に白いものの旨みや甘味とワインの旨みやミネラル感がいいですね。タコとも、塩気や旨みがいい具合に味を変えてくれる感じでした。 旨さを感じる甘みに爽やかな酸、そして質感と、暑い時期にもスッキリ美味しくいただけます。ただ、スイスイ頂けてしまうのは、ただ爽やかなだけではなく、バランスの良さや緻密さといった部分があるからだともいえるでしょう。コストパフォーマンスの高いワインでした。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月04日 11時14分11秒
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