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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年08月06日
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カテゴリ:ドイツワイン

今回はドイツのゲヴュルツトラミナーです。最近、ドイツではこの品種の生産量が減っているのだとか。
ゲヴュルツトラミナー・シュペートレーゼ2011。生産者シャーレスはラインヘッセンのワイナリーです。1783年創業で家族経営、と言いますと老舗の小さな作り手を想像しがちですが、こちらはなんと60ヘクタールもの広大な畑を所有しています。リースリングなどのドイツ系品種の他、カベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニヨン・ブランなどのブドウや、カベルネ・ドルサ、リースラーナーといった交配品種まで、かなり多様なブドウを栽培しており、比較的低価格帯のワインをリリースしていることが特徴的です。
価格は、写真のお店で2500円ですが、お店では2008ヴィンテージもあるようです。

は、甘口ですがまだ若いワインという事でか、極薄い黄色です。

香りは、ライチっぽさが中心。フルーティで、他にリンゴやマスカット、それに若干の南国系黄色いフルーツ的な要素もあったでしょうか。また、ゲヴュルツらしいスパイシーさも勿論あって、白コショウやクミンシード的なニュアンスを感じました。その他、タイム等のハーブっぽさや、若干のアロエのような雰囲気も感じました。

味わいは、シュペートレーゼという事でしっかり甘口。穏やかで丸く、膨らみのあるミディアムライトなボディと相まって、ほっこりする感じです。ただ、そこはやはりドイツワイン、明るく強さのある酸が、あまり量は多くないですが甘みやまろやかさの真ん中に閃光のようにピッと入って来ます。ミネラル感は程々。硬質な印象は受けませんでした。

ドイツの甘口ゲヴュルツということで、お手頃なババリアブルーをつまんでみましたがやはり行けます。クリーミーさに甘さやフルーティさが合いますし、ブルーのニュアンスにはワインのスパイシーさと甘さが深みを与える嵌り方です。
また、近所のスーパーにタコやサーモンとパプリカなどの野菜を使った、ジュレポン酢のサラダがあったのでつまんでみますと、魚介の旨み、また、サーモンに関しては脂も、ワインに行けますし、パプリカの香りやその他野菜類の甘さと、ワインの香り、甘みの相性も良好でした。

ゲヴュルツトラミナーらしさはきっちりありますが、アルザスやアルト・アディジェのものと比べますとよりフルーティさが強く、甘さも相まって飲みやすさには秀でているように感じました。
暑い時期によく冷やして、甘さとフルーティさで疲れを癒せるワインですし、スパイシーさのおかげで食事との相性も面白いワインでもあると思います。

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最終更新日  2014年08月11日 22時42分37秒
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