テーマ:ワイン大好き!(30789)
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ちょっと前ですが、久々にはすのみさんへお邪魔しました。
ポルトガルの赤が1本あったので、中国料理と合わせてマカオ気分な感じで楽しんでまいりました^^; 先ずは、岡山パクチーを用いた一品。岡山では、最近パクチーの生産が盛んになってきているようで、黄にらに続く岡山ブランドとして発信しようと、岡山パクチーと銘打って攻勢を強めています。 県内の販売店や飲食店などにも割と浸透してきているようで、こちらでも扱われていました。独特の香りはありますがそこまでごつくなく、香草感もありますが野菜感もありますね。 今回持ち込ませて頂いたワインが赤だったという事で、ここからはそれを意識した内容です。先ずは、鶏肉と栗の煮込み。栗の甘さは強くなく、ホクホクした食感が料理感強かったです。鶏も柔らかで旨みを堪能できました。 続いては黒酢の酢豚。黒酢のコクや甘味がしっかりで、酸っぱさは穏やかかつ柔らか。豚の旨みや脂感にこの黒いコクがよく馴染みます。 そして、こちらでは必ず頂く麻婆豆腐です。山椒の辛さがピりり効きますし、旨みと塩味が軸の味わいはアルコールにはもちろんご飯にもぴったりです。 折角ですので、お店のお酒も頂きました^^こちらは、徳島の地酒旭若松。熟成酒も多く、燗付けてなんぼというイメージがありましたが、今回のものはフルーティさもしっかりで、飲み口も優しく、冷でも十分美味しく頂けました。麻婆豆腐にも、肉の脂や旨みを芳醇な酒質と豊富な旨みがキッチリ受け止めます。 お酒のつまみに自家製中国風ソーセージをお出しいただきました。旨みの凝縮した味わいはザ・つまみな一品です。脂っ気もあるので、その辺のこっくりした旨さが旭若松にこれまたいけました。 今回持ち込ませて頂いたワインは、キンタ・ド・ペルジガン レゼルヴァ2005。 元建築家の方がポルトガルのダン地方で作っているワインです。使用品種はトゥーリガ・ナシオナルを中心に地場品種オンリー。 2005年ですが、まだまだ若さも感じる濃いガーネットの色合いに、ブルーベリーやブラックベリー、ダークチェリー、キノコ、土、バルサミコ、スミレ、茶色いスパイス等々ダンらしいニュアンスがしっかり。 味わいは、果実味中心ですが、そこは流石に9年経過しているというだけあって落ち着いたものです。ボディはミディアムフル、しっとりとしつつも明るい酸、アクセント程度のタンニンとバランスのいいワインでした。 因みに、今回ボルドー系とブルゴーニュタイプの2種類のグラスで試させて頂きましたが、ボルドータイプではやはり果実味やフルーツのニュアンスが、ブルゴーニュタイプでは酸のインパクトと土やキノコ的ニュアンスが、それぞれフィーチャーされます。どちらが好きかは好みでしょうね。 食事との相性では、鶏と栗の煮込みと黒酢の酢豚はやはり間違いなし。ボルドータイプのグラスで果実味をしっかり感じ、ソースの旨み甘味との相性を狙ってもよし、ブルゴーニュタイプで、香りの複雑さを引き出してそちらの面で合せつつ、コクのある料理の味わいに酸のアクセントを加えるというのもよし、といった感じでした。マーボーには、ちょっと辛さに負ける感じですね。 若いうちは濃厚なのでしょうが、流石に9年の熟成で落ち着いてきています。バランスいいですし、グラスで印象も変わりますし、価格も程々で、中々の掘出し物でした。 はすのみさんは日本酒の他にワインも豊富にお持ちです。近くにあるプレヴナンのいわゆる「自然派」のワインもありますが、12月7日の1日ワインバーフランス編でも、アルザスやロワールのそういったワインを少しご用意させて頂く予定です。 宜しければ、是非お気軽に遊びに来てください!詳細はリンク先をご確認ください。 にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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