テーマ:ワイン大好き!(30789)
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12月7日の1日ワインバーフランス編のワインのご紹介、今回は白の3種類目と赤の1種類目になります。
5、アンリ・マリオネ エム・ド・マリオネ2009 こちらは、ロワール地方のワインになります。 ロワールは、フランスの西北部に当たります。ブルゴーニュ等よりも北ですが、大西洋の影響が強い気候の為、昼間は比較的温暖だったりもします。 アンリ・マリオネは、そんなロワールのトゥーレーヌという地域の生産者です。色々とぶっ飛んだ生産者で、フランスではじめて酸化防止剤無添加のワインを作ったり、偶然発見した樹齢150年以上の超古木、しかも台木なしのブドウでワインを作ったりと非常に挑戦的。しかし、2009年には、名だたる作り手たちが名を連ねるフランスのワイン学士院の正会員に、当時の会員の満場一致で選出される等、国内外から高い評価を得ています。 このワインも中々にぶっ飛んでおり、アルザスなどで甘口を作る為に用いられるヴァンダンジュ・ダルティヴ=遅摘みを、なんとロワールのソーヴィニヨン・ブランで実践。さらに、その糖度の高いブドウを辛口になるまで醸造するため、フランスの白ワインではなかなかお目にかかれない14度という度数を実現しています。 度数が高いだけではなく、味もしっかりしますし、一方で夜の気温は低い地域のため酸味もしっかり。香りも、パイナップルやグレープフルーツなどのフルーティさを中心に華やかなものとなっています。 ロワールのソーヴィニヨン・ブランって軽い・薄い、というイメージのある方には驚いて頂けるワインかと^^ 6、ルネ・ミューレ ピノ・ノワール・シニャチュール2011 こちらは、スパークリングに続いてのアルザスワインです。 生産者ルネ・ミューレの家は、アルザス地方のローファという地域で1648年から続いている歴史ある作り手になります。ルネ氏の祖父の代に、ローファのワインメーカーたちと提携を結びました。その後、買いブドウを用いたコート・ド・ローファというシリーズのワインを発売していたのですが、ワイン法の強化により、買っていたブドウの栽培地の一部がコート・ド・ローファを名乗れなくなったため、新たに名前を変えたのが、このシニャチュールシリーズです。 シニャチュールはフランス語で「署名」という意味だけあって、このワインは買いブドウによるものですが、しっかり提携を結んだ作り手から買っているものになります。ルネ・ミューレでは、自社畑のブドウに対し、厳しい密植やビオディナミ栽培などを実践するこだわりようですが、そのこだわりが反映されたブドウによるワインという事ですね。 粘土石灰質という、岡山の哲多にも似た土壌のピノ・ノワールになります。赤いフルーツのニュアンスがしっかりで、穏やかかつまろやかな味わいのワインとなっています。 12月7日日曜日の16時より、フロマジュリー・ピノ岡山店さんで開催いたします1日ワインバーフランス編、是非是非お気軽に遊びに来てやってください! にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月29日 19時43分58秒
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