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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年12月26日
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カテゴリ:フランスワイン

今回は年末スペシャルワインです^^;シュヴァル・ブランのセカンドになります。
ル・プティ・シュヴァル2008。生産者はシャトー・シュヴァル・ブラン。フランス、ボルドーのサン・テミリオン地区のワイナリーです。グラーヴと呼ばれる、砂礫土壌の畑にメルローとカベルネ・フランを栽培しており、中でもカベルネ・フランの多さが特徴的とされています。1832年から始まり、結婚による名前の変化などはあったようですが、1998年に至るまで家族経営を貫いていたというところも、ボルドーのトップシャトーの中では稀有なところといえるでしょう。プティ・シュヴァルは、そんなシュヴァル・ブランのセカンドになります。
セパージュは、メルローとカベルネ・フランで、上級に比べてメルローが多いのが特徴です。価格は、写真のお店で12740円。

は、らしいガーネット。ただ、透明度は低めです。

香りは、ブラックベリーや黒い土、キノコ、それにゴボウなどの根菜っぽさといったものが感じられます。さらに、クローヴや軽いシナモンといった茶色いスパイスも出ていますね。また、肉に合いそうなハーブっぽさといったニュアンスも。加えて、赤ベリーのドライフルーツやダークチェリー、チェリーのドライフルーツといった赤いフルーツのニュアンスも見られました。

味わいはバランス型かつ繊細な物。しっとりじんわり出てくる酸や、丸く優しい果実味が印象的です。渋みもありますが穏やかなもので、感じる時間も長いものではありません。舌触りも、驚くほど滑らかで、タンニンを感じはしますが主張はしません。ボディはミディアムといっていいでしょう。しなやかかつ柔らかな質感です。

シュヴァル・ブランは上級も若いうちから飲め、飲み頃が長いワインとして知られていますが、このセカンドもそんな感じ。現段階でも、単独でするする飲めてしまします。
今回は、鴨のローストをシンプルに塩コショウ、それと焼き鳥系のタレでつまんでみましたが、どっちも結構いい感じ。しなやかなワインなので、鴨の赤身の鉄っぽさや旨み、モチモチした質感に寄り添いつつ、いいところを引き出してくれる素敵な相性。焼き鳥系たれですと、甘みがありますが、それがワインの果実味やしなやかながらも持っている奥の深さに中々はまります。

スケール感は程々ですが、しなやかさ、柔らかさの中に流石の深さを垣間見せてくれます。現段階でも、そのバランス感を楽しめますし、もっと熟成が進んでも面白いでしょう。食事にも合わせやすいですし、高級ワインながら、色々と使い勝手のいいワインでもありますね。

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最終更新日  2014年12月27日 02時48分04秒
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