テーマ:ワイン大好き!(30795)
カテゴリ:泡モノ!
今回は甘口ロゼの微発泡です。お屠蘇気分で大勢でぱっと楽しむのになんか最適かなという1本。 P.U.R ラ・ブル・ガメイ。生産者シリル・アロンソはワイン醸造家であり畑は持っていません。2005年から移動式ネゴシアンというスタイルをとっており、様々ないい栽培家と提携、そのブドウを用いて自然派なワインを作っています。といっても、本拠であるボージョレ・マコネーの半径10Km以内の範囲の畑のブドウを用いており、畑に顔を出してもいるようです。 セパージュは、ガメイ100%。so2は少し使用しているそうです。価格は、写真のお店で2808円。 色は淡いですが、やや紫感も感じるピンクという感じです。 泡はまさにペティヤン。柔らかい微発泡です。 香りは蜜や砂糖っぽさといった甘いニュアンスが出ており、そこに赤や白の花、少々の茶色いスパイス感、ピンクペッパーといったようなものも見られます。また、フルーティさもしっかりで、メロンやマンゴーっぽさ、それにアセロラやグレープフルーツのようなフレッシュさのあるニュアンスといったものが感じられました。 味わいは、結構甘みを感じます。明らかに味わいのメインの要素となっています。ただ、そこまでべったり甘いという感じではなく、柔らかさ・軽快さはあります。酸は明るいですが大人しく、甘みの中にアクセント的にきらりと光る感じ。ボディはミディアムライト程度で、丸さと意外と膨らみを感じるものです。ミネラル感もあり。 食事との相性では、サーモンやエビなど魚介系でも結構いけたりします。スモークサーモンとアボカドのサラダにピンクペッパーを散らしてみましたが、サーモンの脂っ気や塩気にワインの泡、甘み、軽いボリューム感が嵌りますし、アボカドのまろやかさにも行けます。そして、ピンクペッパーも当たりで、各食材にプラスされることで香りの面の相性がアップする感じでした。 また、エビのお寿司やサーモンのお寿司ともいけ、シャリの甘みも相まってか味わいの面で結構引き合ってくれました。 まあ楽しいワインです。つまみをつまみながら、わいわい楽しく飲めるワイン、なのですが、ミネラル感や甘みとボディの膨らみのバランス感など、じっくり飲んでみると、スイスイ飲めるのはただ甘くて微発泡だからというわけではないなと。完成度の高さがあるのも確かなワインといえそうです。 にほんブログ村 記事に貼り付けてください! 「ワインモア」でこの記事を チェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月29日 10時21分31秒
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