テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:日本ワイン
今回も続けてシャトー・マルスのワインです。こちらは甲州の白になります。 シャトー・マルス 甲州ヴェルディーニョ2012。生産者は勿論山梨マルスワイナリー。こちらのワインは、ワイナリーのある石和地域周辺の甲州を主に使っているそうです。穂坂の欧州系品種のワインが有名なマルスワイナリーですが、やはり山梨のワイナリーらしく甲州にも力を入れており、ラインナップにもいくつかあります。本ワインは、その中でも手頃なレンジで、実は岡山でもスーパーで買う事が出来ます。 楽天内では、写真のお店などで1490円というのが多いようです。 色は極薄いですね。青みのある黄色といったところ。 香りは、甲州らしいバナナっぽさや酵母、白い花のニュアンスが出ています。それがバッチリ前面に、というわけではありませんが、はっきり認知できるレベルではあります。そこに、ミカンやカボスといった柑橘、蜜入りリンゴや若干の蜜っぽさといったものが加わる感じ。また、青いニュアンスもあって、ビワの葉やお茶の葉といった、固くて色の濃い木の葉のような雰囲気が少々。 味わいはバランスがいいです。果実味が軸で、その広がりの下から明るく太い酸がじわじわ湧き出すような感覚。後口には、やはり甲州らしい軽い苦みも。ボディはライト。クリアーさがありますが、口当たり自体は丸みを感じるもので、ミネラル感もあり。 食事との相性は当然良好。流石に、ローストビーフには負けでしたが^^; 時々する、豆腐とマスカルポーネの白和えを、今回はスモークサーモンとアボカドでやってみたのですが、サーモンとは、スモーク香に負け気味でイマイチ。しかし、アボカド+和え衣とはバッチリです。ワインのバナナっぽさや果実味と、アボカドや、マスカルポーネと豆腐にゴマペーストを加えた和え衣のまろやかさ、コクがよく馴染みます。ボディが負けるかなと思いましたが、ミネラル感のおかげかワインの質感もきっちりマリアージュしますね。 また、豆腐といえば、豆腐と菜の花の炒め煮を久々に合わせてみましたが、菜の花の甘みや少々オイリーな香りにももちろん問題なしです。 加えて、これもピェンローに合わせたところ、ごま油の香りにもワインの香りが悪くないですし、やはり何と言っても干しシイタケのダシや白菜の甘みにワインの果実味がバッチリです。 これも、日本のテーブルワインにふさわしいワインと言えるでしょう。家庭料理、和食、洋食、中華となんでもござれで、多様化した日本の食卓にぴったりです。 こういったワインをスーパーで買えるとは、本当にいい時代になったものです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月25日 22時22分10秒
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