ワインヲタ入門生のチラシの裏

昨年11月にランチ、その後ディナーも終了で一時休業、店内を改装していた、J２ファジアーノ岡山のホームスタジアム(今年からシティライトスタジアムになります)すぐそばにあります、レオーニさん。

1月13日に、ついにフレンチとして再スタートを切られました。中々行けずにいたのですが、ようやくランチにですがお邪魔させて頂くことが出来ました。

ランチ、ディナー共にコースは1つ。ただ、ランチでは前菜が2種類(但し一つは+料金)、さらにメインが3種(やはり一つは+料金)と、2人いればさらにブイヤベースも加わっての4種から選べるというものでした。ディナーについてはお話を聞いておりませんので、また夜にも行ってどんな感じか見てみたいところ。

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さて、今回頂いたランチです。先ずはシーザーサラダ。+300円でパテ・ド・カンパーニュも出来ましたが、フランスで修業されたシェフによるフレンチスタイルのシーザーサラダは興味深かったため頂きました。
トロトロの卵のまろやかさ、チーズの塩気と旨みが、野菜の食感や甘味、軽い苦みとよくマッチしました。

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続いてはスープですが、野菜たっぷりのまさに食べるスープ。塩気はしっかりで、香味野菜の香りもあり、白ワインが欲しくなります。

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さらに、スープにはバジルソースが添えられており、好みで加えて味を変える事が出来ました。バジルの香りと甘みがしっかり感じられるソースで、加えることでコクと爽やかさがプラスされました。

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メインは豚肩のロティ、小鯛のポワレとありましたが、シューファルシを選択。キャベツの甘み、トマトを用いたソースのコク、そして、繊維を感じられる肉の質感が非常に良かったです。また、下にはジャガイモのピューレも敷かれており、それと一緒に頂くとまたまろやかさが加わりいいですね。

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これにノンアルコールは、という事でグラスワインをオーダーです^^頂いたのは、ブルーノ・ドゥビーズのボジョレー・レ・カンベルティエの2009。
開けたては還元臭バリバリでまたしまっておいたそうですが、抜栓3日目だった今回では、その還元臭が全くなく、ブラインドだとシラーと間違えそうなほどのブラックオリーブの香り、さらに赤ベリーや黒ベリーのニュアンスが現れていました。一方で、ボジョレーによくあるバナナっぽさなんかも全くなしです。
ただ、味わいはやっぱりボジョレー、ボディはライトでクリアーかつ滑らかな質感、果実味、酸ともに突出せずで、水の如しです。ただ、渋みは、バランスの取れている範囲内でですが、そこそこ存在感あったかも。
シューファルシとは、質感的にはワインの存在感がやや薄れますが、香りの面ではいいマッチングでした。これ、小鯛のポワレにも良かったかも。

楽天内には2011ヴィンテージのみあるようです。

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そしてデザートです。説明は失念^^;さくっとした生地と、バニラがほのかに香るクリームが美味しい1品でした。また、意外だったのがボジョレーとの相性。香りの面で、特にクリームと相性がよく(バニラの影響でしょうか)、味わいは流石に酸を強く感じますが、それもさっぱりしていいくらいだったかも。

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最後は、食後のドリンクが選べる中からハーブティです。ペパーミントでしたが、強すぎないミント香と微かな辛みが実に爽やかでした。また、添えられていたパッションフルーツのギモーヴとの相性もバッチリ。チョコの方には、やっぱりコーヒーでしょうか。

ワイン代を抜くと、コースで1800円+税となります。南仏仕込みのビストロ系料理で、味がいいのは勿論(フレンチらしいフィネスを感じるお料理です)、お腹的にも結構満足感あります。店内の雰囲気もいいですし、やはり女性のお客さんで一杯でした。
ちょっとした集まり、プチ贅沢なんかには最適かなあと思います。
夜は、より都会的な料理に変わるそう。ワイン会も要相談という事で、是非一度お願いしないといけませんね^^今回はごちそうさまでした！


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