テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:日本ワイン
先日の中国地方のワインの会のワイン、ここからは赤です。先ずは、ワイン会前に訪問させて頂いたTETTAさんのベーリーAです。 マスカット・ベリーA2013。ベーリーAはTETTAの中でも古参の木になるので太さも立派でした。2013年にも訪問させて頂いているのですが、8月でしたのでベーリーAの実を見ることが出来ました。粒も房も大きく、房の粒を少し間引いているなんて話もお聞かせいただきましたが、あの時のブドウがワインになったんだなあと思いますと何だか感慨深いものがあります。 価格は、写真のお店では2124円。 色はやや暗いルビー。透明度は高く、淡さを感じます。 香りの最初の印象はズバリ蜜豆。蜜豆の豆や寒天のような雰囲気を感じました。それに、小豆っぽさもあったでしょうか。一方、イチゴっぽさを感じたものの、この品種によくあるフォクシーフレーヴァーの印象はありませんでした。その他、赤い花や青い花、少々のフレッシュトマトっぽさ、乾燥ハーブ、土、茶色いスパイス系のニュアンスと行ったものが感じられたでしょうか。 味わいは淡さも感じる、穏やかでニュートラルなもの。果実味が中心といえはするかなと思いますが、極めて優しいです。そこに、明るい、しかし果実味の印象に似合った柔らかな酸がすっと入ります。透明で柔らかな質感のライトボディですが、ミネラル感はありハリを感じます。また、旨みもありますし、タンニンの存在感もある程度あって渋みを感じました。 会では、焼き物の辺りから飲み始めました。ブリの照り焼きにはバッチリで、照り焼きの甘辛さ、それによって引き立つ魚の旨みに、ワインの果実味や香りの甘いニュアンス、旨み、タンニンがよく馴染みました。 また、添えられていた卵焼きにも中々で、卵の旨みや質感に、ワインのボリューム感や旨みが嵌る感じです。 また、黄にらとの相性も抜群。黄にらの、穏やかなニラの香りにベーリーAの香りが何ともよく引き合いました。 その他、焼きママカリにも中々。魚でも野菜でもどんと来いな赤ワインですね。 蜜豆的な香りはあまり今まで感じたことのない要素だったかなと。ボディや果実味も、例年よりちょっと大人しかったようにも思います。ただ、黄ニラとの相性の良さは発見でした。これがこのヴィンテージならではなのか、毎年そうなのか、2014年ヴィンテージも是非試したいところです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事を チェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月25日 23時01分04秒
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