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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年04月29日
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カテゴリ:日本ワイン

ここからは先日のワイン会のワインです。先ずは、能登のサンジョヴェーゼ。ただし、白ですが。
サンジョベーゼ・ブラッシュ2013。生産者は能登ワイン。先日訪問させて頂きました。のと鉄道穴水線の終点である穴水にあるワイナリーで、2005年頃から自家醸造をスタートされました。粘土質で赤土も多い能登東部の土壌に、自社畑や契約農家があり、ヤマソーヴィニヨン等様々な品種を栽培しています。サンジョヴェーゼは栽培をスタートした頃から植えていたそうで、最初は赤にしていたそうですが、色付きの点などから白にするようにしたところ、中々いい具合だったということで現在に至ります。
価格は、1500円程度でしたがフルボトルはワイナリー限定。写真のものはハーフボトルで854円。

は黒ブドウを白に仕込んだワインによくある、ロゼ的なピンクないし紫。ただ、あくまで白ということで、透明度は十分。

香りは、青リンゴや梨、それに小さな青い実のような雰囲気が。また、レモン、洋梨といったものも。その他、ミネラル、遠くに微かにマジパンのような要素も。また、花っぽいそれもありますが、白い花というよりは、スミレ?ラベンダー?といった色のあるそれのような感覚でした。

味わいは、中口表記ということで確かにほんのり甘みを感じます。ただ、それは浮いたものではなく果実味の延長にあるという印象。それは、明るくしっかりしたフレッシュな酸の影響もありそうです。酸の存在感は十分で、甘みのアタックの後にぐぐっと前に来ます。ボディはライト。ミネラル感はあり、パリッとクリアーな質感でした。

会では、エンドウ豆のスープと抜群のマリアージュ。スープの豆の香りと、ワインの中の青いニュアンスや花の雰囲気が見事に馴染み、一体感をみせてくれましたし、スープのまろやかさ、濃い質感と、ワインのシャープさの対比もいいバランス感でした。
また、春野菜のフリットやアスパラとも好相性で、スープ程ではありませんが、やはり青いニュアンス同士の一体感を感じられました。
ということで、このワインには野菜が鉄板でしょうね。特に、春の山菜など香りのしっかりしたものには面白そうです。実は、フリットと一緒にサワラにも合わせてみたのですが、ちょっと臭みが出る感じでしたので、やはり黒ブドウと言うべきか、魚介に合わせるには一思案必要かも知れません。

比較的手頃な価格、やや甘さのある作りと聞きますとお土産ワインかなと思いますが、中々どうして、これがいい酸と香りを持った、きっちりワインな一本です。
日本のサンジョヴェーゼという点で話題性もありますし、それでいて食事にも合わせやすいと、色々な場面で使ってみたいワインでした。

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最終更新日  2015年04月30日 20時29分38秒
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