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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年05月03日
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カテゴリ:日本ワイン

さて、先日の能登のワインの会のワインもこれで最後。再びの能登ワインで、今回は赤です。
心の雫2013 。生産者能登ワインでは、ワイナリースタート時に自社農園や契約農家で様々なブドウを試したそうです。その中でも、ヤマブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種であるヤマ・ソーヴィニヨンというブドウに可能性を感じ多く植えたそうです。当時、実に日本のヤマ・ソーヴィニヨンの6割がこの能登の地にあったのだとか。因みに、能登ワインでは全てのブドウを垣根式で栽培しているそうで、こちらのヤマ・ソーヴィニヨンは、珍しい垣根栽培のものということになります。この辺徹底しており、契約農家にも垣根で栽培してもらっているそうです。
価格は2808円。楽天内にも取扱いがありました。

は赤黒いです。かなりしっかりしており透明度も低いですね。少し紫も見られました。

香りは最初はマジパンや小豆っぽさが感じられ、そこにベリーや軽いチョコといった印象。それが、徐々にコショウやオリエンタルスパイス、さらにヤマブドウらしい軽いケモノっぼさが出てきて、更なる時間経過で赤ベリーっぽさが一気に開きました。その他、ブルーベリー、ベリーのドライフルーツやドライトマト、キイチゴ、土っぽさといったものも感じられました。

味わいは、この品種らしい酸のしっかりしたもの。明らかにメインの要素で乳酸系のしっとりした、しかし、明るいそれが前に出ます。果実味は繊細な印象でしたが、時間と共に、酸には及ばないものの多少の膨らみを見せてくれました。タンニンは軽快。酸の合間にアクセント的に渋味が入ってくる感じでした。ボディはミディアムフルといったところで、滑らかかつクリアーさを感じるものでした。

会では、終盤の鴨に合わせましたがまあ間違いないですね。
鴨の質感に、ワインの酸とクリアーさがよく馴染みますし、肉の旨味、鉄っぽい滋味もよく引き出してくれます。また、ワインの果実味の印象も増し、相乗効果を感じられました。ワインの香りのスパイシーさやベリー感が肉にいいのもあったかと思います。
ということで、このワインにはやはり赤身肉でしょう。今回の鴨のようなものなら間違いないでしょうし、その他鹿や鳥系のジビエなどにもよさそう。牛なら脂の多い部位よりもフィレなどの方が良さそうですね。調理法も、シンプルなローストが楽しそうです。

ヤマブドウ系の酸が前に出る味わいですし、ボディもそこまで重い!というようなものではありません。しかし、赤身肉との相性や、香りの華やかさなど、赤ワインらしい赤ワインだったかなと。確かに、この品種は能登東部で成功しているようですね。

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最終更新日  2015年05月04日 16時43分27秒
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