テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:泡モノ!
今回はお手頃シャンパーニュです。 アルフレッド・ベズリー ブリュット。生産者アルフレッド・ベズリーはシャンパーニュ地方のシャンピヨンという、エペルネーから少し北にいった所にあるメゾンだそう。ただ、それ以上のことはよくわかりませんでした…。 セパージュは、ピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ 20%。価格は、写真のお店で2354円。 色は、オレンジ感さえ感じるシャンパンゴールド。ツヤもあります。 泡は、勢いしっかりで量も多め。口に含むと全体にパッと広がります。 香りは、開けて直ぐはブリオッシュや大根のはちみつ漬け、食用菊的な黄色い花のニュアンスといったものがよく感じられました。その後、時間経過や温度上昇とともに、カラメルやカスタードっぽさ、微かなバニラ、洋ナシ、メロン、それに、焼きりんごやスイートポテトのような雰囲気が感じられるようになりました。 味わいは、開けて直ぐはドライな印象。強い酸とミネラルを軸に、柔らかい果実味が加わるといった感じ。ただ、これも時間経過と温度上昇で印象は大きく変わり、果実味がどんどん膨らんできます。最終的には、酸とミネラルを包み込むような感じで前面に出て来ます。ボディはライトながら、エキス分のおかげかしなやかさがあります。 食事には思った以上によく合いました。 ブドウの詰め合わせを手に入れたので、先日のはむらさんのワイン会のメニューに触発されてブドウの白和えをしてみましたが、安芸クイーンでは濃密な香りにワインが負け気味だったものの、ピオーネはその明るい酸とバランスのいい甘味が、シャインマスカットはその爽やかな香りと控え目な酸が、それぞれマスカルポーネを使った和え衣のクリーミーさや塩気と相まって、ワインの果実味を受け止めいい相性でした。 また、ママカリの酢漬けの握り、鯖の押し寿司をつまみましたがどちらもいけます。生臭みが全く出ず、ママカリとはその締まった旨みと酸味にワインの質感と果実味が、鯖とは、鯖独特の香り+白昆布の香りにワインの香ばしいニュアンスが、それぞれ合います。また、甘味のあるシャリがワインと魚のいい橋渡しでした。 あと、鱧を見つけたので湯引きにして梅でつまみましたが、鱧の香りや旨み+梅の旨みが、時間経過後のワインの果実味と酸のバランスに何だかわかりませんがよく馴染んだのも面白かったです。 2000円台のお手頃シャンパーニュは、見つけたら色々試していますが、今回のものは今までで最も時間や温度による変化が大きかったように思います。 香りもしっかりありますし、この価格帯でもしっかりシャンパーニュを感じさせてくれたかなと。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月02日 22時17分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[泡モノ!] カテゴリの最新記事
|
|