ワインヲタ入門生のチラシの裏

一般誌などでも特集が組まれたりと、随分とブームになった感のある日本ワイン。また、日本酒も今イベントなども活発に行われますます勢いを強めている印象です。

そして、岡山市にも、そんな日本ワインや日本酒に力を入れていらっしゃるお店が、今年8月末、とうとうオープンされました。
それが、表題の「のじか」さん。「和いんと和酒と酒菜」と銘打ち、様々な日本ワインや日本酒、そして和食を頂けるお店です。日本ワイン好きなら一度行ってみるべし、と知人に勧められましたので、それならと先日お邪魔させて頂きました。

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食べログなどでは居酒屋となっていますが、居酒屋と言えば居酒屋ですが小料理屋といえばそうも言えるといった感じ。
写真にステムだけ映っていますが、スパークリングが結構グラスで充実しているのがうれしいところ。今回はシャトー・メルシャンの大森のあわを頂きました。メルシャンのこのシリーズがグラスで頂けるというのは相当高ポイントかなと。

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早速お料理を。メニューを見てオーダーできるのは勿論、おばんざい的に大皿に盛ってあるものの中から選ぶことも出来ます。こちらは、おばんざい的に盛ってありましたサワラのかき揚げ。
サワラでかき揚げというのは初めて見ましたので、これは珍しいとお願いしましたが、肉厚なサワラがホクホクしており、その中に野菜などが挟まれていました。脂っこくなく、カリッと感と素材の美味さを楽しめました。ツユと塩両方お出し頂けます。

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続いては秋刀魚のお造り。脂が乗って柔らか。醤油はスッキリしており、甘いタイプではありません。

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ここで赤を。最近、岡山で取り扱う酒販店さんが出てきたまるき葡萄酒さんのいろ・ベーリーAです。
ベーリーAらしい香りと味わいですが、果実味主体というよりは、明るい酸もありバランス型。秋刀魚の脂感や旨みともよく合いました。

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続いては小サザエ。甘辛く炊いてあるタイプですが、味付けはやはりそこまで濃くはなく、サザエの香りや味わいを十分楽しめ、またその素材の味わいになじむレベルの味付けです。食感もよく、正直もう一皿行けそうなくらいでした。
ベーリーAとの相性も悪くありません。貝の滋味深い味わいに、ワインの旨みや果実味が寄り添います。

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こちらは蝦蛄。岡山と言えばやはり蝦蛄も有名ですね。酢が強めの酢醤油で食べさせてくれるところも多いですが、こちらは蝦蛄の旨み重視。サザエに負けない味の濃さと香りがあります。

この後、まるき葡萄酒の新酒とカボチャを使った一品を頂いたのですが写真撮り忘れです^^;まるきの新酒は甘みのあるタイプで、スイスイ行けてしまいこのタイミングではなかなか危険です^^

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お店は2階建て。今回は１階のカウンターで頂きましたが、上にはワインボトルが並んでいます。お店で出されているものがよくわかります。

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木の感じを前面に出した和な雰囲気ですが、それでいてライティングやガラスの感じなどモダンさを感じさせる作りとなっています。

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最後にソルベでさっぱりと。

お料理は全体的に、勿論お酒を頂くお店ですからそれなりにしっかりした味付けではありますが、それでも素材の味わいを活かす和食な感じを感じられました。
今回はワインのみでしたが、日本酒などのラインナップもかなり充実しています。食事としてガッツリいただくもよし、アルコール中心で２軒目３軒目使いをするのもよしでしょう。そういうコンセプトのお店が、和食系で出てきたというのはうれしいところです。
今回はご馳走様でした！


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