テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:日本ワイン
さて、新年の更新ですが、飲んだのは年末になります。 菊鹿シャルドネ。生産者は熊本ワインです。熊本県で平成11年に設立されました。最初は4ヶ所の契約農家からスタートしましたが、現在は14ヵ所にまで拡大したそうです。菊鹿地区のシャルドネは、今では日本ワインファンなら知らぬ者は無いというほど有名ですね。 こちらは、2013年のものと2014年のもののアッサンブラージュ。価格は、写真のお店で2571円。 色は薄い黄色も、そこまで薄い!というほどてもなく麦わらくらいでしょうか。 香りはグレープフルーツ、ミカン、オレンジ、キンカンと柑橘のニュアンスがよく出ているかなと。そこに、リンゴや洋梨などの雰囲気が加わります。勿論、フルーティーなだけではなく、ナッツや白い花、それに軽い茶色系スパイスのような要素も。また、微かに石灰系ミネラルも。 味わいは、南の産地らしい果実味のインパクトが先に来るもの。ただ、しっとり系の酸が直ぐに追いかけて来ます。また、その酸は旨味を伴います。加えて、時間と共に印象を増して二日目くらいになりますと果実に勝るほどに。後口には少々苦味も。ボディは膨らみのあるミディアムライトで、滑らかさやクリアーさを感じるものです。 食事には幅広くいけます。お寿司をつまみますと色々合いますが、中でもアナゴやブリ、カニ、エビといった味の濃いもの強いものにはやはり甘さやボリュームがよく馴染む感じです。ただ、ではタイに合わないかというと決してそうではなく、タイの滋味にワインの質感や旨味がいい感じです。 また、チキンにも勿論OK。ハーブソテーと合わせますと、鶏の旨味+塩気に果実味や酸が嵌まりますし、ハーブの香りもいいですね。 その他、カキフライ、味噌仕立ての五目豆、津山名物牛肉の煮こごりといったものにもよかったです。味噌の旨味、味の膨らみにワインが馴染むのや、牛のあっさりながら深みのある味わいと引き合うのはかなり興味深かったですね。 熊本ワインのシャルドネのベーシックな銘柄かと思いますが、樽の雰囲気や香り・味わいのバランスなど、熊本のシャルドネを感じられるかなと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月03日 23時41分48秒
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