テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:泡モノ!
今回はシャンパーニュ。シャンパーニュとしては手頃な方ですが、最近たまに見る激安系でもありません。 ブリュットNV。ミッシェル・ジャックは、ブルゴーニュにある三ツ星レストラン「ラ・コート・サン・ジャック」のシェフ、ミッシェル・ローラン氏が、自信のレストランで楽しんで貰うシャンパーニュを作りたいと、ヴェルズネイのジャニソン・エ・フィスの醸造責任者であるマニュエル・ジャニソン氏に依頼したことで生まれたそうです。ブドウは買いブドウですが、リュット・レゾネによるもので、グラン・クリュ80%、プルミエ・クリュ20%。さらに、醸造ではso2を控え、瓶熟成24ヵ月とこだわりの逸品です。 セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。価格は、写真のお店で3769円。 色はシャンパーニュとしては薄め。ややツヤのある黄色くらいでしょうか。 泡は勢い十分。量もあるのでキッチリ刺激があります。 香りは、シャンパーニュらしいハチミツやブリオッシュといったニュアンスがよく出ています。また、軽いナッツやクリーム的な要素も感じられふくよかな雰囲気。そこに、メロン、リンゴ、グレープフルーツ、レモンといったフルーツが加わります。その他、少々のヨードっぽさやハーブ、それに栗っぽさもありました。 味わいは勿論バランスのいいものですが、それでも果実味が中心には居ます。そこに、乳酸系の明るい酸や旨味が加わる感じ。特に、後口にかけて旨味はよく伸びます。トータルではジューシーな雰囲気。口当たりは柔らかさ、まろやかさがあり香りに似合ったもので、ボディはライト。 食事との相性で面白かったのは、大阪で買った点心のパリパリ餃子。パリパリに揚がって香ばしい皮とワインの香りがよく合いますし、具のしっかりした味わいにもワインの果実味が負けません。餃子つまんでは飲み、といった感じで杯が進みました。 その他、フライドチキンとは、泡の勢いが油っこさを消しつつ味わいが肉の旨味と結び付きますし、意外なものですと、タケノコの漬け物が、その旨味、香り、塩気に対してワインの旨味、ハチミツやフルーツのニュアンス、果実味が噛み合って中々よかったかなと。 成る程、レストラン用に作られただけあってかなりフードフレンドリーなシャンパーニュでした。 それでいて、価格なりではありますがちゃんとシャンパーニュしてくれていますので、使い勝手のよさのある1本だったなと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月05日 23時19分01秒
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