テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:泡モノ!
まだまだ続く先日のコスパワイン会スパークリング編のワイン。コスパがテーマの会ですので高いものではありませんが、れっきとしたシャンパーニュです。 シャンパーニュ・ブリュット。生産者はポワルヴェール・ジャックです。コート・デ・セザンヌという地域にあるタリュ・サン・プリという村の作り手で、1663年から家族経営を続けている老舗です。詳細についてはあまりよくわかりませんでしたが、そもそも村の人口が100人足らずという事だそうで、ワイナリーの規模も大きなものではないようです。 セパージュは、ピノムニエ50%、ピノノワール30%、シャルドネ20%。価格は、写真のお店で2080円。 色は薄めではありますがツヤ感はあり、薄いシャンパンゴールドといったところでしょうか。 泡は、この価格帯としては流石の肌理の細やかさではあります。量は程々。 香りはブリオッシュやビスケット、トーストといった香ばしいニュアンスやハチミツ、焼きりんごといった要素がよく感じられ、しっかりシャンパーニュしています。その他、メロンや洋ナシ、ミカンやグレープフルーツといった柑橘などのフルーツ、ローズマリーなどのハーブっぽさといったものもあったでしょうか。 味わいは果実味しっかり。ドサージュもしっかりしているのだろうという感じです。柔らかで丸い果実味が広がり、そこに明るい酸がピッと入ってくるといった印象。ボディも、丸さ、ふくよかさを感じるもので、泡の肌理の細かさもあり柔らかい印象を受けます。ミディアムに近いライト、といったくらいのボリューム感でしょうか。 会では、やはりモンドールかな、と思いましたが、ヴァスコ・ダ・ガマのものほど引き合う感じは受けず。 寧ろ、生ハムや鴨のパストラミといった肉の方がよりはまる感じでした。肉の旨みと塩気に、ワインの果実味やボディの膨らみがいいですし、香りの面でも、特に鴨はその独特のニュアンスと、ワインの香ばしさがよく馴染みました。 そんなわけで、このワインは割とコースを1本で通せてしまうタイプなのかなと。前菜系は勿論、火の入った魚料理、肉料理と幅広く行けそうです。 お手頃シャンパーニュも色々飲んできましたが、これはその中でも香ばしい系のニュアンスという点では一番よく出ているくらいだったかなと。 分かり易く華やかですし、グラスワインなどでも活きるだろうなという印象でした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月27日 13時10分38秒
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