テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:泡モノ!
先日のコスパワイン会スパークリング編のワイン、今回は皆さんご存知のコノスルになりますが、ロゼ泡です。 スパークリングワイン・ロゼ。生産者ヴィーニャ・コノ・スルは1993年に設立されたチリのワイナリーです。その名前の由来はコノ=円錐とスル=南、つまり円錐形をした南米大陸で、そこからニューワールドのワインを発信していこうという思いが込められているそうです。そのお手頃さで日本でも大変有名ですが、サスティナブル農法や有機栽培に挑戦していたり、今では有名産地となったビオビオ・ヴァレーやレイダといった地域に早い段階から進出したりと、色々な事に挑戦しているワイナリーでもあります。 セパージュは、ビオビオ・ヴァレーのピノ・ノワール100%。醸造法はシャルマ方式です。価格は、楽天内では写真のお店の1119円が、現在最安値のようです。 色は赤さの強いロゼ色。鮮やかです。 泡は、状態の問題もあったのかもしれませんが、量は程々ながらも意外と細かさがありました。 香りは、ピノ・ノワール100%らしく、ラズベリーを中心にクランベリーやチェリーなど小さな赤果実系のニュアンスがしっかりです。また、ピンクグレープフルーツや軽いオレンジっぽさ等、少々の柑橘もあったでしょうか。その他、赤い花や軽い土っぽさ、ピンクペッパーなどのスパイス、そして、シャルマ方式ながらどこかトースト的な雰囲気も感じられたように思います。 味わいはフルーティです。果実味がしっかりと軸になっています。ただ、その果実味は柔らかさのあるもので、しっとり系ながらも明るい酸が入ってくるおかげで全体としてのバランスは整っています。ボディはライトながら少々のエキス分やミネラル感的な雰囲気もあり、しなやかさを感じます。 会では、これはもう鴨です。鴨の香りにワインのベリー感がよく馴染みますし、旨みと塩気に対する果実味と酸のバランスもちょうどいい塩梅。加えて、鴨の脂のコクに対しても、ロゼだからこその厚み、コクがよく合いますし、泡がそれらをふわっと広げつつ切ってもくれます。 このワイン、勿論スパークリングとして赤ベリーを使ったケーキなどに合わせるのもいいでしょうが、素直にピノ・ノワールのワインとしてマリアージュを考えていってもいいように思います。鴨やサーモンなど色々合わせられそうです。 コスパワインの代名詞のような存在となっているコノスルですが、個人的には白ワイン、そして、このロゼスパークリングは非常に好きだったりします。チリワインと言いますと濃い赤、というイメージがあるかもしれませんが、白やロゼもこそ面白い、というような感覚もあったり。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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