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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年03月01日
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カテゴリ:日本ワイン

先日のコスパワイン会スパークリング編のワインのワインもこれで最後。最後は全部泡というのも何だったのと、今年1発目のワイン会だったという事で、ちょっと趣旨からは外れますが赤です。
登美の丘・赤2012。生産者はサントリー登美の丘ワイナリーです。登美の丘は甲府駅の北西、甲斐市にあります。ブドウ作りの歴史は1909年の登美農園で、その後1936年にサントリーの前身である寿屋が、赤玉ポートワインの原料用ブドウを求めて経営を承継しました。しかし、その産地の良さに気づき、欧州系ブドウを用いた本格ワインを作ろうと、1950年から取り組みを開始しました。その後、シャトー・ラグランジュでの経験などを基にフラッグシップの登美、そしてこの登美の丘シリーズの発売に至りました。
セパージュは、メルロー40%、カベルネ・フラン33%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、プティ・ヴェルド7%。年によって、メインとなるブドウまで含めて結構変わるそうです。価格は、写真のお店で3650円。

は濃いガーネット。黒さはあるものの、透明度もあります。

香りはダークチェリーやチェリージャム、赤ベリーのコンポートやジャムなど、赤いフルーツの濃いニュアンス、それにドライトマトっぽさもあったでしょうか。ただ、赤いニュアンスだけではなく、若干のカシスっぽさや黒ベリーや、ココア、黒コショウ、微かな濃い口しょうゆといった黒いニュアンスも。その他、干し柿、根菜、土っぽさ、茶色いスパイス、それに軽い小豆っぽさといったものも感じられました。

味わいは、開けたては渋みの印象しっかりで、タンニンの触感もあります。果実味は繊細なもので日本的、そこに、量もしっかりある明るい酸が加わるといった感じで、時間と共に渋みの印象が落ち着きバランス型な雰囲気になりました。ボディはミディアムで、滑らかさ、目の詰まった感じがあり纏まり・ハリを感じます。開けたては結構骨太な感じかも。

会では、その滑らかさのおかげで単独でするする飲んでしまいましたが、生ハムや鴨の肉感にはやはりよく合いますし、チーズも全般的に行けます。ブルサンの黒コショウなど、香りの面でも引き合いを見せてくれました。
このワインにはやはり肉…なのですが、実は、先日別のイベントでこのワインを飲むことがありまして、その時に中々面白い相性を発見しました。それにつきましては、次回、当該イベントの記事を書こうと思っておりますので、その時に^^

流石に完成度の高いワインです。2012という事で4年弱経過していますが、まだまだ瓶熟も行けそうです。例えば、日本ワインをまだ飲んだことにない方や外国の方に、日本のボルドースタイルの赤を、となった時、名刺代わりになるようなワインではないでしょうか。

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最終更新日  2016年03月01日 23時55分17秒
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