テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:ワイン会
先日のサントリーさんの日本ワイン食事会での登美の丘シリーズの前に、昨日表題のイベントが無事終了いたしましたのでご報告させて頂きます!
前回の奥出雲葡萄園ワインメーカーズディナーに続いてのワイン食堂Baccoさんでの中国地方のワイナリーのワインメーカーズディナー、今回は隣県広島の三次ワイナリーさんからスタッフさんをお招きして、3月6日の開催となりました。 なんとまあ、今回もぐずついた天気となっていまいましたが満員16名様のご参加を頂き、ワイナリーからは醸造長の太田さんと営業の方をお迎えして、楽しい会となりました。 ご参加いただいた皆様、ワイナリーのお二方、そしていつもお世話になっているBaccoさん、今回も本当にありがとうございました! 太田さんにはいろいろなお話をして頂きましたが、印象的だったのは、ベーリーAの色の薄さなどは、三次の特徴であり、無理にそういった部分を変えに行くのではなく、あくまでも三次のブドウを活かし、その香りや味わいを引き出した、三次らしいワイン作りを目指したいということを強くおっしゃられていたこと。 太田さんはニュージーランドに15年いらっしゃり、2013年から三次ワイナリーでワイン作りに携わられており、まだ試行錯誤な部分もあるようですが、今後が楽しみです。また、もう少し色々なキュヴェも登場するかも。 また、三次に適したブドウについての質問を受けた際、シャルドネやメルローに加え、シラーも可能性を感じるというお話だったのも印象に残りました。ワイナリーで試飲した際、黒胡椒のニュアンスがよく出ており、これは面白いと思い、今回の会でもご用意させて頂いたのですが、作り手さんとしてもいいと思っていらっしゃったんだなと。樹勢が強く中々大変なようですが、この品種、ヤマブドウ系と並び、中国地方で結構面白いのではと個人的には思っていたりします。 今回ご用意させて頂いたワインは6種類+1。全てTOMOEシリーズになります。以下、お料理の写真と共にご紹介したいと思います。 今回のメニューです。この茶色の紙雰囲気あって好きなんです。 1品目は生ハムを巻いた子フグのフリット、うるいとハッサクのサラダです。なお、今回私はお料理を頂いておりませんので、写真のみという事で^^; 合せたのはシャルドネ・クリスプ2014。樽を使わない、フレッシュタイプのシャルドネです。三次ワイナリーでは、TOMOEシリーズにこのクリスプを含め4種のシャルドネがあり、さらに、スパークリングも作られています。 果実味と明るい酸がある味わい、柑橘に加えミネラルやバナナないし吟醸香が感じられる香りで、すっきりいただけるワインです。 続いては、森林鶏と菊芋のテリーヌ。菊芋今流行りですよね。 合せたのはマスカット・ベーリーA2015。2015年のベーリーAは、やはり色は薄いですが、香りもフルーティ、果実味が乗っていてハリのある味わいで、前述の太田さんのスタンスをある意味非常に感じやすいワインなのではないかと思います。このマリアージュは、今回ご参加いただいた方に、どのマリアージュも良かったが、その中でも特に良かったものの一つとしてご評価いただけたものの一つです。 パスタは手打ちリガテッリ、鯛のサルシッチャ・サフラン風味です。鯛のサルシッチャって面白いですよね。 合せたのはシャルドネ・リザーブ。今回、こちらだけヴィンテージが2012年のものとなっており、太田さんが手掛けたものではありません。樽の印象の中にフルーツ感があり、開けたてはホワイトチョコ的、その後メロンチョコ的な感じになったでしょうか。 また、ここでスペシャルアイテムとして、少量ですが三次ワイナリーの辛口ワインの中ではトップキュヴェであるシャルドネ新月の2013ヴィンテージをご提供いただいてしまいました!こちらは、樽熟成ながらそこまで樽の印象は強くなく、シャルドネのメロンやリンゴの華やかさ、ミネラリーさ、そして、クリスプをさらにスケールアップさせた感じの果実味のハリとボディ感が印象的でした。 こちらはリゾット。砂肝、ゴボウ、トレヴィスの赤ワインソースです。まさに赤ワインに合わせるための一皿ですね。 合せたのはメルロー2013。三次のメルローらしい黒コショウないしピーマン的な雰囲気はやはりありましたが、赤果実やココアっぽさなど甘いニュアンスもでておりメルローだなあという印象も強かったです。 因みに、この組み合わせが、今回最もご好評を頂いたマリアージュとなりました。ゴボウなどの根菜の香りとの相性は間違いないワインではないかなと。 もう少しありますので続きます。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月10日 00時03分07秒
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