テーマ:ワイン大好き!(30789)
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前回からの続きです。
神楽坂の次は四谷荒木町へ。今回の遠征で是非ともお邪魔させて頂きたかった、メゾン・ド・ミナミさんへ行ってきました。 こちらは、以前九段下等でお店をされていた、美味しいワインと出会う旅の南喜一朗さんの新しいお店です。3階建てのビルで、2階がワインバー的な使い方もできるメゾン・ド・ミナミ、3階がランチもやっていて、ワインの飲み放題もあるというシュヴァリエ・デュ・ヴァンとなっています。今回は、2階の方へ。 南さんのお店にこの時期にお邪魔したならやはり的矢の牡蠣でしょう。岡山も牡蠣どころですが、その分他の地域の牡蠣を頂ける機会は多くないですしね。以前、取り寄せて食べたことはあるのですが随分前なので久々でした。やはり、味わいが柔らかく、バランスに優れた牡蠣だなあという印象。 1杯目のワインには、グラスシャンパーニュでドラピエを頂きましたが写真の撮り忘れです…。的矢の牡蠣は、ワインに合わせやすい牡蠣だなあという印象でした。 続いては、ソムリエさんにこんなのもありますよ、とお勧め頂いたシャトー・メルシャン 甲州きいろ香・オマージュ・ア・タカ2012!このワインをまた飲める、しかもグラスで頂けるとは思いもよりませんでした。 やはりマグナムボトル、しかも良い年というだけあってまだまだ若々しさがありますが、それでもリリース直後と比べますと、香りの果実感の深さや少々のオイリーさなど各要素がより鮮明に、深化したような印象は受けました。 こちらはアンキモのソテー。アンキモという所がミソで、やはりフォアグラより柔らかな味わいな為かきいろ香にもなかなか相性が良かったです。ソースはバニュルス系でしたので、流石にたっぷりつけるとワインの印象はぼやけますが、アンキモそのものとはいい感じです。 そして、最後にグラスの赤でなんとこちらを頂いてしまいました。ロジェ・サボンのシャトー・ヌフ・デュ・パプ、それも1992年ヴィンテージです。 24年の熟成を経て、非常にエレガントな飲み口となっており、赤いフルーツのニュアンスもあって極めてピノ・ノワール的な世界観。ただ、そこはやはりローヌ、奥底には甘草や獣、オリエンタルスパイスなどの気配があります。深遠かつ静謐な世界観があり、熟成したローヌの魅力を存分に堪能できるワインでした。普段ローヌ飲まれない方も、これは飲まなきゃ損です。 因みに、アンキモにも合わせてみましたが相性はバッチリ。アンキモのコク、ソースの味わいにワインの深みが嵌ります。 落ち着いた雰囲気の中で、貴重かつ美味しいワインとこれまた美味しいお料理を頂けました。また是非お邪魔させて頂きたいですし、3階のシュヴァリエ・デュ・ヴァンの方にも行ってみたいところです。お写真拝見しますと、モンジャール・ミニュレのロゼがあるようですし…^^ また、荒木町を少し散策してみましたが、こちらもまた雰囲気のある街ですね。よさそうなお店も沢山ありますし、一度じっくり飲み歩いてみたいものです。 さて、新宿伊勢丹でこんなイベントもやっていたので覗いてみました。 様々なインポーターや、日本ワインの生産者のブースがあり、それぞれに試飲がありますので結構飲めましたし楽しめました。 中でも、ベリー・ブラザーズ&ラッドのブースでは有料試飲もありました。しかも、高級なものを1杯というスタイルは勿論、同価格帯の3種を自分で選んで飲み比べ出来るというスタイルのものもあり、面白そうでしたので寄ってみました。 こちらは、3000円台の3種で、サンセール、ニコライホーフのグリューナー、ボルドー赤となります。サンセールは、ザ・サンセールというソーヴィニヨン・ブランの果実感と爽やかさを堪能できるワインで、ボルドーはやや軽めのスタイルで、らしい香りを感じられつつも飲み口は優しいワインでした。 面白かったのはニコライホーフ。こちらはイギリスの会社で、イギリス向けの自社用に、各生産者に特別に仕込んでもらっているそうなのですが、このニコライホーフは注いで頂いて直ぐは何やらオリエンタルスパイスや飴っぽさなど、フルーツとは違う甘いニュアンスがあり、閉じた感じで何ともなあという印象でしたが、時間と共にぐんぐん開いてきて、グリーンハーブやペッパーなどのニュアンスと洋ナシなどのフルーツがどんどん出て来ました。中々面白い、ニコライホーフらしさがありつつもやはりちょっと違うワインでしたね。 中央には、パンやフードと共にワインを頂けるブースも。しかもこのブース、最近東京でも進境著しいフジマル醸造所さんがやっており、ワインも日本ワインというもの。東京での日本ワインの勢いを感じさせられました。 ということで、パンとワインです。ワインは、都農ワインのソーヴィニヨン・ブラン。やはり、他の産地とは全く違う、都農ワインらしいワインだったかなと。 ウロウロ記はあと1回続きます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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