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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年04月12日
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カテゴリ:日本ワイン

さて、ここからは先日の登美の丘ワイナリー見学の際に飲んだワインについてです。トップレンジばかり頂けましたが、先ずはやはり白から。
登美・白2013。登美の丘ワイナリーには、シャルドネの畑が実に9か所もあるそうです。やはり、谷の部分の畑は爽やかなものに、尾根の部分の畑は良く熟したものに、それぞれブドウなるそうで、登美は尾根の畑のよく熟したブドウを用いて作られています。ホールバンチプレスを行い、さらにスキンコンタクトもしっかりやることで、骨格を出しているとの事。2013年は暑いヴィンテージでした。
楽天内でもちょこちょこ見かけ、価格は、写真のお店では9698円と1万円を切っているようですが、それでもこのくらいの価格帯の銘柄なのは確かです。

はツヤのある黄色。若いですがある程度しっかりした色合いです。

香りは、蜜っぽさや軽いクレームブリュレ、カラメルといった甘く濃いニュアンスを感じました。また、根菜や土っぽさもあったでしょうか。加えて、大きな白い花っぽさも。その他の要素としてはやはりフルーツ。結構しっかりフルーティで、メロンっぽさに加え、オレンジやグレープフルーツ、レモン、それに温州ミカンっぽさなど柑橘はよく出ていました。

味わいは果実味のインパクトがキッチリあります。また旨みも豊富。酸は、それらの要素を後からじわじわい追いかけてくる感じでしょうか。量自体は結構多いように思いました。ボディはミディアムライトくらいでしょうか。口当たりは柔らかいですが、芯はあるといった印象。果実味しっかり型ながら、バランス自体は決して悪いものではなかったかなと。

食事会では、燻製したサワラと春野菜のソテーとの相性がやはりよかったでしょうか。サワラの燻製香や皮の香ばしさに、ワインの濃いニュアンスがよく馴染みましたし、アンチョビバターとあいまった魚の旨みはしっかりしており、ワインの果実味のある味わいとも寄り添ってくれる感じ。
また、黒毛和牛の肩バラ肉煮込みとも、ポルチーニクリームソースをしっかりつけてやることで中々の馴染みっぷりを見せてくれました。ソースのまろやかさ、香りに、ワインの香り、ボリューム感が嵌っていましたね。

こういう造り、しかも温暖なヴィンテージという事で、やはり今回のようなイタリアン、或いはフレンチなどとの相性はいいように思います。クリームやバターを使っていても、色の白いものであれば問題ない、というか、その方が相性がいいかもしれません。
ただ、そういうワインだからこそ、これを純和食に合わせるとどうなるのかも興味深いところです。この時期なら筍なんか面白いかも。
また、柔らかくフルーティなワインではありますが、かといって熟成しないかと言えばそんなことは無いかなと。5年後10年後の状態がどんなものなのか興味深いところです。

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最終更新日  2016年04月12日 23時39分29秒
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