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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年04月14日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG0549.JPG

先日のサントリー登美の丘ワイナリー見学ツアーのワイン、続いてもシャルドネです。前回のもののヴィンテージ違いになります。
登美・白2011。2011年は、前回の2013ヴィンテージと比べると冷涼なヴィンテージだったとのこと。
セパージュは、勿論シャルドネ100%。楽天内では、10258円が最安値のようで残念ながら1万円切りはならず。

は青みがかった黄色、と言われているカテゴリーの中でよりツヤ感のあるタイプ、といったところでしょうか。

香りはやはり蜜っぽさは感じます。また、柑橘も出ており、グレープフルーツやレモン、ミカンといったものが。また、オレンジ系の雰囲気もありますが、どちらかと言えば皮のそれが強いでしょうか。2013に感じられた甘く濃いニュアンスは全くと言っていいほどなく、代わりにより強い根菜系の土的な要素、或いは火打石のような香りが感じられました。ただ、時間と共に黄色いフルーツっぽさもじわじわと広がっては来ました。

味わいは、やはり冷涼な年というだけあり2013と比べますとより明確に酸が前に出ます。アタックの部分から後口にかけてずっと存在感を見せますね。そして、その酸に果実味が乗っかってくるといったバランス。ボディはミディアムで、やわらかというよりはしなやかさ、密度を感じました。また、ミネラル感もしっかり。

食事会では、やはりサワラの燻製との相性は良好。ただ、こちらは燻製香や皮目の香ばしさよりも、サワラの締まった肉質、旨みと、ワインの質感や味わいのバランスがよく馴染むといった感じだったでしょうか。
また、イカ墨のタリオリーニとの相性もいい感じ。イカ墨の旨みやまろやかさに対し、2013よりこちらのバランスの方が馴染む感じでしたし、菜の花の旨みや香り、魚介の旨み、そして、そこに加わるトマトの明るい酸味と甘みが、ワインの果実感や酸、旨み、ボディの量感といい相性だったように思います。

やはりタイプ的には2011と2013でかなり異なりますね。マリアージュの仕方もだいぶ変わってくる感じです。温暖さ、おおらかさを感じる2013は新世界的、タイトさ、まとまりを感じる2011は旧世界的、といった評価の声も聞かれました。
個人的にはどちらも好きです。中々贅沢な話ですが、合せる食事で使い分けたりしてみたいですね。また、今後の時間経過で両者の差異がどうなっていくのかも興味深いところ。


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最終更新日  2016年04月14日 23時13分34秒
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