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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年04月18日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG0541.JPG

今回も、勿論サントリー登美の丘ワイナリー見学の際のワインです。ヴィンテージは、1段古くなり96年のものになります。
登美・赤1996。この時代のワインですから、当然カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、新樽比率も7割以上となっています。ただ、1996年は非常に良いヴィンテージだったそうで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローはしっかり完熟できたようです。
セパージュ自体は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランですが、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率は50%以上で、次はフランとなっているようです。

はガーネットからレンガといった所。エッジにはオレンジも見えます。

香りは、腐葉土、たばこ、オリエンタルスパイスといったものが感じられ、さらに、早い時間帯では乾いた木や土埃、若干のカツオダシっぽさといったものも感じられたでしょうか。ただ、その辺は時間経過とともに落ち着いていき、フルーティさの陰に隠れるといった印象でした。そのフルーティさとしては、やはりそこまで濃いものではなく、ブルーベリー少々に、赤ベリーやチェリー、チェリージャムっぽさといったものがあったように思います。

味わいは、酸のアタックがあり、その後から果実味が拡がるといった感じ。時間と共に、果実味の存在感は増し、20年たっているにしては、ですが意外と印象に残りました。また、旨みもしっかり。ボディはライトと言っていいでしょうが、それなりの骨格やハリを感じましたし、なめらかさもあります。タンニンは大人しく、渋みの印象も強くはなく落ち着いたバランスを感じはしました。

食事会では、和牛の煮込みに合わせてみましたが、このくらいならまだ行けますね。煮込みが甘さ、或いは苦味を強調したタイプではなく旨み重視な感じだったのが良かったのかもしれません。また、ポルチーニソースとの相性が個人的には割と気に入りました。赤いソースだけで食べるより、ポルチーニクリームのまろやかさや香りを加えた方が、より馴染んだように思います。
穏やかさのあるワインですが、肉には合わせられそうです。ただ、赤身系で、ソースも濃さを足すのではなく旨み重視な方が望ましいかなと。

20年の熟成ですが、流石にいい年というだけあってまだ元気さはあります。勿論、熟成したワインとして、ですが。早い段階ではやや閉じ気味な印象で、時間と共に華やかさを増して来ましたので、今飲むならじっくりと付き合う必要がありますね。


楽天内に750mlは既に無いようです。こちらはなんとマグナム!熟成感は今回のものとは違ってもう少し若さを感じるのでしょうね。

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最終更新日  2016年04月18日 23時33分32秒
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