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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年04月20日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG0540.JPG

先日のサントリー登美の丘ワイナリー見学の際のワイン、今回はさらにヴィンテージが古くなり1990です。
登美・赤1990。サントリーがシャトー・ラグランジュの経営に参画したのが1983年、さらに、1990年と言えばバブル真っただ中という事もあってか、このヴィンテージの頃はとにかく力強さを求め、抽出しっかり、樽熟成もガッツリ2年行っていたそうです。
セパージュは、やはりカベルネ・ソーヴィニヨン主体にメルローとカベルネ・フランだそう。楽天内には当然もうありません。

は暗いガーネット。茶色もよりはっきり感じられますね。ただ、澱が凄く濁っていました。

香りはバルサミコや干し肉といった雰囲気が強いでしょうか。また、奈良漬っぽさや腐葉土、朽木のようなニュアンスも。加えて、私が飲んだのが底の方だったからというのもあるのでしょうが、何やらコンソメのようなニュアンスも感じられました。奥の方に、プラムやドライベリーといったフルーツ感も少々。その他、ビターチョコや茶色いスパイス、そして、微かなターリーさも。

味わいはまあ26年の熟成を経ているわけですから落ち着いています。ほんのり広がる果実味と、それに似合ったしっとり穏やかな酸、といった所。ただ、渋みはまだ生きており、後口にかけて、勿論相当にこなれてはいますが、ちらりと存在感を見せてくれました。ボディはライト。

食事会では、一応牛肉の煮込みに合わせてみましたが、流石にインパクト面では劣後しますが、香りの相性は悪くなかったかも。ワインの黒い雰囲気が、赤ワイン煮込みのソースの香りとはまずまず嵌ったように思います。
ただ、これに合わせるなら、生ハムや鴨のスモークなどを、ソースなどは無しでというのがいいでしょうね。或いは、いっそ和食系で試すのもいいかも。根菜と鶏の煮物なんか面白いかもしれません。

流石によく熟成していましたが、強さを追い求めて居た頃のワインというだけあって、澱も凄かったですし、まだ渋みの存在感があったのも驚きでした。

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最終更新日  2016年04月20日 23時16分40秒
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