テーマ:ワイン大好き!(30795)
カテゴリ:ドイツワイン
さて、フーバーのメーカーズディナーで頂いたワイン、続いてはヴァイサーブルグンダー=ピノ・ブランです。 マルターディンガー・ビーネンベルク”H”ヴァイサーブルグンダー・トロッケン2013。マルターディンガー・ビーネンベルクとはマルターディンゲン村のビーネンベルク畑という意味です。フーバーの所有する畑の中では最も面積が広く、グラン・クリュも多いです。このHは特別なキュヴェで、ヘレンベルガー・ホーフさんのために特別に確保された畑のブドウから作られるワインで、バリッククラブに参加していないと手に入らないものだそう。 ただ、バリッククラブ加盟の酒屋さんでは購入可能です。楽天内でも、写真のお店で3780円です。 色はやや薄目の黄色といったところ。 香りは白コショウっぽいニュアンスや、蜜っぽさ、ナッツといった要素も。また、それらの要素が相まってか、ホワイトチョコのような雰囲気も感じられました。加えて、白い花やコショウ以外のスパイス、根菜っぽい土系の印象もあります。その他は、やはりフルーツ。洋ナシ、リンゴ、メロンといったものの他、柑橘としてはミカン的な温かみのある黄色のしっかりしたものの印象を受けました。 味わいは果実味が軸。アタックに印象をしっかり残します。そこに、後から乳酸系の明るい酸がグッと出て来て、旨みや後口の軽い苦みと共に味わいの奥行やバランスを作っているという感じでしょうか。ボディはミディアムライト。意外と柔らかな質感で、膨らみを感じます。 会では、前菜や茶わん蒸し、それに後半に残しておいてグラタンと合わせてみました。 前菜3品と茶わん蒸しとの相性に関しましては、まあ喧嘩はしないといったところでしょうか。茶わん蒸しの海老や、前菜の青菜のお浸しとは、香りや甘味の相性の良さが見られたようにも思います。 グラタンとの相性はバッチリ。ワインの香りの濃いニュアンスや、果実味を軸とした味わいが、グラタンのチーズやソースとよく合います。 フーバーのヴァイサーブルグンダーも、以前飲んだことがあったのですが、力強く、樽もしっかりという印象でした。こちらは、3年経っていることもあるのでしょうが、より落ち着いた、フルーツのニュアンスや柔らかな味わいを感じられるワインでした。バランス感に優れ、飲み飽きないこのワイナリーのらしさを感じられるワインであると思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月11日 01時16分44秒
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