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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年05月14日
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カテゴリ:ドイツワイン

さて、先日のフーバーメーカーズディナーのワインもこれで最後。トリも勿論シュペートブルグンダー。
シュペートブルグンダー・アルテ・レーベン2003。アルテ・レーベンという表記はドイツ語圏のワインに時折見られますが、これは古木という意味。さらに、フーバー醸造所においてはワインのランクを見ることも出来、醸造所名入りのみのもの、村名入り、アルテ・レーベン、そして畑名入りの特級という風に分かれています。アルテ・レーベンは、さしずめ一級クラスといったところでしょうか。マルターディンゲン、ヘックリンゲン、ボンバッハという3つの村の古木、それも条件がよく、収量制限された畑の古木のブドウのみを使用しています。
価格は、楽天内では写真のお店で11016円。送料込みだそうです。

はピノ・ノワールらしいルビーです。13年の熟成のおかげか、透明度もしっかり。エッジにかけては少しガーネットも見えたでしょうか。

香りは茶色いスパイスやオリエンタルハーブ系のニュアンスがあります。ただ、赤いフルーツのニュアンスは13年の熟成を経てもまだまだ健在で、ラズベリー等のベリーフルーツや、アセロラ的な要素がよく出ていました。また、より色の黄色い野イチゴのような雰囲気も。その他、黒い土や少々の朽木、さらには黒蜜的な黒い香りも感じ取れたでしょうか。

味わいは柔らかく繊細な果実味が、旨みを伴ってほんのりと広がります。酸はしっとりとしたタイプで、果実味や旨みとともにこちらも繊細に広がる感じ。後口にかけて少々渋みの印象も。ボディは丸さを感じる、まろやかなミディアムライトといった所でしょうか。ボディまで含めて、非常にバランスのいいタイプです。

会では、タイミング的にお造りをつまむことになったのですがこれが中々どうして行けちゃいます。
生臭み等全く出ず、魚やエビの旨み、甘みに対し、ワインの果実味がそこそこ馴染みます。勿論、抜群のマリアージュ、という訳にはいきませんが、赤ワインを飲みながら、醤油をつけたお造りで口を変えられるというのはおもしろい経験になりました。
ただ、相性としては、やはり鶏のつみれ焼きでしょうね。鶏の旨みに、ワインの果実味と旨みやボディの質感がよく馴染んでくれました。
バランスのいいワインだからこそ、日本料理で食べる鶏肉との相性は非常によさそうです。

13年経っていい状態であるのは間違いないと思いますが、まだ熟成十分行けそうです。今飲んでも間違いなく美味しいので、中々難しいところはあるかもしれませんが^^;

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最終更新日  2016年05月14日 23時09分08秒
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