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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年09月19日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG1354.JPG

今回は熊本のシャルドネです。
菊鹿シャルドネ樽熟成2014。生産者は熊本ワインです。1999年に設立されたワイナリーで、本坊酒造系の会社になります。熊本の食文化を発信する、フードパル熊本という施設の中の観光ワイナリーとなっておりワインの他ワインを使ったケーキなど色々手掛けています。近年、高品質なシャルドネでその知名度を一気に高めたワイナリーですが、シャルドネはワイナリーから離れた、古代湖の跡とも言われる菊鹿という地域の契約農家のブドウを使用しています。
価格は、楽天内では3600円程度。

はツヤのある黄色。ただ、黄金という程ではなく、そこまで濃い!といった感じではありません。

香りは、ナッツ、クリーム、花の蜜、クレープシュゼットそれにパイナップルやバナナっぽさといった華やかな雰囲気がよく出ています。そこに、グレープフルーツやリンゴ、洋ナシといったフルーティさや、少々の小松菜や根菜、黄色いトマトといったニュアンスが加わります。その他、ミネラルやディル的なハーブっぽさ、遠くに軽い山椒のような雰囲気といったものもあったでしょうか。

味わいは、華やかな香りに似合ったしっかりした果実味が軸となっています。しかし、しっとり系ながらも太く、存在感のある酸が果実味に内包されるような感覚で感じられ、さらに塩気を思わせるミネラル感や旨みもあります。ボディはミディアム。グリスが効いたゴリゴリ系という感じではありませんが、カチッとした印象、骨格のある口当たりで、内に秘めたものを感じさせます。

食事との相性では、鱧との相性が良く驚きました。
こんな時期ですが、まだ鱧が手に入りましたので、先ずは湯引きにして練り梅、山椒オイル+ポン酢の2津の味付けで合わせ比べをしてみましたところ、梅とは、梅の塩気と鱧の甘み旨みに対し、ワインの果実味が対比を見せつつ、旨みの引き合いが見られましたし、鱧の香りに対しワインのフルーティさが意外と馴染みました。一方、オイル+ポン酢については、山椒の香りとワインの軽いハーブ感がいいですし、鱧自体とも、梅の時と同じように馴染んでくれました。
また、湯引きをした後の旨みの出たお湯に冬瓜やナスなどの野菜を入れ醤油と出汁で味を調えた煮ものをしてみましたところ、そちらとも行けます。特に、ナスの甘みに馴染むほか、香りの要素にある上に旨みや甘味の強いトマトともはがっちり嵌る感じ。
また、鱧で炊き込みご飯をしてみましても行けます。やはり、根本的に鱧そのものの味わいに馴染むワインのようです。

結構鱧好きでして、リースリングやグリューナー、ソーヴィニヨン・ブランなど色々なワインを合わせてきたのですが、どれも悪くないもののそこまでマリアージュという感じでもありませんでした。
やはり、味の強い魚という事で、このワインのように果実味があって樽のニュアンスも出ているものが、どうも最適解だったように思います。



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最終更新日  2016年09月19日 23時53分09秒
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