テーマ:ワイン大好き!(30824)
カテゴリ:日本ワイン
今回もシャルドネ飲み比べ会のワインです。岡山のブドウを使ったワインになります。 シャルドネ2012。生産者はTETTA。今は、自社醸造所が完成し、屋号が新たにdomaine tettaとなりました、岡山県北新見市にありますワイナリーです(社名はtetta株式会社)。ワイン販売の開始が平成22年からでしたので、6年の時を経て遂に、ですね。今回のワインは、2012ヴィンテージですので、委託醸造時代のものになります。 価格は、大体3240円位。 色はこちらも薄い黄色。このワインはリリース当初にも飲んでいますが、その頃に比べればやや深くなったような気もします。 香りはクリーム、ナッツ、木といったニュアンスがふわっと薫ります。そこに、少々のミカンやスダチなどの和柑橘っぽさや、グレープフルーツ、それに軽いオレンジなども加わって来たでしょうか。リンゴや洋ナシとったものもあり、あくまで繊細なものですが、フルーティさもきちんとありました。その他、軽いオイリーさや、深い緑の固い木の葉のようなものを思わせるニュアンスも。 味わいはドライです。旨みの印象が最も前に出る感じで、ほんのり繊細な果実味と、しっとり系も明るさのある酸が、その後ろからふんわりと広がる感じ。ボディはライトで、口当たりは柔らかく、しなやかさがあります。後口にかけては苦味も少々感じられたでしょうか。 会では、やはりこのタイプはコンテなどのセミハード・ハード系のチーズとの相性がいいようでした。特に、ナッツ系のニュアンスがありますので、それがコンテやミモレットの香りによく馴染み、旨み同士の引き合いをより華やかにしてくれたように思います。 また、会では、他に食事に合わせるならやはり和食だよなあ、という話になりました。この繊細さと辛口な雰囲気は確かによく合うでしょうね。ダシを使ったもの、例えばしんじょの椀物や、青菜系のお浸しなどよさそうです。 4年の時を経てどうなっているかなと思いましたが、そこまで熟成感が強いという感じではありませんでした。むしろ、まだまだ若さや、秘めたものを感じさせるような雰囲気で、もっと寝かせても面白そうです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月16日 23時10分55秒
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