テーマ:ワイン大好き!(30824)
カテゴリ:フランスワイン
今回のシャルドネ飲み比べ会のワインはブルゴーニュのものになります。結構久々に飲んだかも。 リュリー・プルミエ・クリュ・クロ・サン・ジャック・ブラン2011。生産者フォーリーは、ブルゴーニュ南部、コート・シャロネーズのリュリーACのワイナリー。リュリーの北のはずれの辺りになるそうです。赤白両方を生産しており、このクロ・サン・ジャックを含め2つの1級畑を所有、両方ともシャルドネのみを栽培しているそうです。粘土石灰質の土壌で、実はtettaも同じような土壌だったりします。 価格は、楽天内では3982円程度。 色はやはり薄い黄色。ただ、あくまで同系統の中では、ですが色のある方ではあります。 香りはオリーブオイルやグリーンオリーブなどのオイリーな雰囲気があり、緑系につながる、タイムなどの乾燥ハーブっぽさも少々。また、グリーンペッパーのような要素もあったでしょうか。そこに、リンゴや青リンゴ、洋ナシなどのフルーツ感が加わる感じ。黄色い柑橘的なニュアンスも無くはありませんが、そこまで強くはありません。その他、石灰っぽさや花の蜜っぽさも少々。 味わいはやはりバランス型。突出した要素が無く、果実味と酸のバランスもいいです。強さとしては、TETTAよりは強いですがクメウ程は出ないといった所。ただ、味の詰まった印象は受けました。ボディも、ミディアムライトといったところで、クリアーさを感じる岩清水水系の口当たりですが、ミネラル感がありハリ、しなやかさを感じるものではありました。 会では、やはりどれとも無難に行ける感じですが、バジルソース+トマトのオイル漬けとの相性は良かったかなと。ワインのグリーンな印象が、バジルやトマトの香り、さらに、トマトの酸味と甘みといったものによく馴染む印象でした。 これを食事に合わせるなら、火の入った魚介に、ハーブやハーブを使ったバターなどを用いたものなんて間違いないのかなと。また、樽の主張も強くないので、和食系にも面白そうです。揚げてある系のタネを使った椀物なんかに意外と嵌りそうな気がします。 派手さはありませんが、静謐な印象で、バランスがよく、それでいて、味わいには存在感があると、秋の夜長にじっくり楽しめるワインだったように思います。 決してメジャーなエリアではありませんが、リュリーやサン・トーバン辺りって結構面白いアイテムが多く、個人的に興味を惹かれていたりします。 楽天内にもあまり扱いがありません。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月11日 23時46分59秒
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