テーマ:ワイン大好き!(30830)
カテゴリ:日本ワイン
秋のサントリー登美の丘ワイナリー見学のワイン、続いては当時まだ瓶詰されたばかりだった甲州の新酒です。 ジャパンプレミアム・甲州新酒2016。2016年は、夏までは非常に良い気候でブドウの生育も順調だったそうです。ただ、10月の台風などの雨の影響で収穫の遅いブドウに関しては、結果的にややあっさりした出来になったのだとか。甲州に関しては、非常に熟すのも早かったことから例年よりも1週間前後早く収穫を終えたため、雨の影響を逃れられたそうです。 もう商品化されていまして、価格は楽天内では1700円くらいのようです。 色は、上の写真のラベルの無い黄色いボトルがそれなのですが、結構しっかりしたものでした。この辺は詰めたてというのもあるでしょうね。 香りはやっぱり柑橘香がよく出ており、温州ミカンを中心に黄色いものや、カボス、スダチなどの緑の和柑橘の雰囲気もありました。また和梨っぽさも。加えて、パイナップル、ネクターといったちょっと濃さを感じるフルーツ香もあったでしょうか。その他、バナナや白い花、酵母系の雰囲気といった要素も感じられました。 味わいは、色合い的に果実味が軸かなと思いきや、旨みとしっとり系ながらも鮮烈さ、シャープさを感じさせる酸が軸。果実味はほんのりと、という感じですがそこまで弱いというものでもありません。ボディ感が意外とあり、ミディアム位あると言ってもいいほどでした。質感は勿論クリアーさやなめらかさを感じるものですが、強さやボリューム感を感じる部分もあったかなと。 食事に合わせるなら、例えばお寿司で行くなら味の淡い白身などよりも、脂の乗ったサーモンやマグロ、あるいはイカ、エビなど甘みのあるネタの方がいいかもしれません。ワインの持つ量感を受け止めてくれるものの方がより馴染みやすそうな気はします。 その他、天ぷら等の油のあるものや、焼き鳥などの鳥肉(案外タレでも行けるかも)といったものを合わせてみたいワインでした。 ちょっと意外なほどボリューム感がありました。瓶詰されて一般販売されているワインが、これとどのくらい印象が違うのかはかなり興味深いところです。 グラスに入った状態です。結構色がしっかり着いているのが伝われば幸いです。 楽天内では1717円です。取り扱いはあまり多くないようですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月25日 05時18分24秒
コメント(0) | コメントを書く
[日本ワイン] カテゴリの最新記事
|
|