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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年12月02日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG1688.JPG

サントリー登美の丘ワイナリー見学の際のワイン、続いてはジャパンプレミアムの産地シリーズの1本です。
津軽ソーヴィニヨン・ブラン2015。津軽は、産地としてかなり注目なのだそう。その理由としては、冷涼な気候由来のブドウの生育期間の長さ。芽吹きは5月に入れば起こると他の産地とあまり変わらないものの、収穫時期は10月中旬になるそうです。この長い生育期間が、ソーヴィニヨン・ブランのようなアロマティックな品種の香りの豊かさにつながるようです。2015年は、糖度も20~22度まで上がったとのこと。
価格は、楽天内では3000円程度のようです。因みに、上の写真は先日の別のワイン会の際のものです^^;

は極淡いです。微かに青みがかった黄色があると言えなくもない、くらいのもの。

香りはパッションフルーツや微かな黄桃、グレープフルーツ、リンゴといったフルーツ感や、芝的な青い草、木の葉ないし緑茶、グリーンペッパー、その他グリーンハーブといった青い雰囲気をよく感じられました。他に、白い花や若干の鉱物的ミネラルのニュアンス、さらにはいわゆる「ピピドシャ」の感じもありました^^

味わいはフレッシュです。アタックには果実味もふわっと広がりますが、速やかに酸が前に来ます。量も多いですし、明るくシャープな、それでいて旨みを伴う酸です。ボディはライトで、丸く柔らかい質感ですが、それなりの芯、収斂味といったものはあり、しなやかさも感じます。

食事との相性なら、魚系は間違いないでしょう。別のワイン会の際に飲んだ時は、鯛の刺身のモッチリした食感と脂っ気の少ない旨みに対し、ワインの質感や酸、ほんのりとした果実味がよく合いました。スダチを絞るとさらにいいですね。一方、ブリやシマアジなど脂の強いものにはやや押され気味だったでしょうか。ただ、時間経過と温度上昇で果実味の印象が増すと、その辺にもそこまで力負けしなくなりました。
その他、焼き鳥の塩や生野菜のサラダなど、さっぱりした、素材の旨み甘味を楽しめるものとの相性はまず間違いないでしょうね。

ザ・ソーヴィニヨン・ブランという香りと味わいなのですが、これだけはっきりその要素を持った香りが、強く出ているというのは、成程津軽という産地の良さを感じさせてくれます。海外のソーヴィニヨン・ブランと飲み比べても、ブラインドでは当てにくいかもしれません。
個人的に、日本のソーヴィニヨン・ブランには注目しているのですが、また一つ面白い産地を見つけられたなと思いましたね。


こちらではジャスト3000円。夏場にもいいでしょうし、これからの時期水炊きなどの鍋料理、あるいはお正月のお節などにも合わせて楽しめそうです。

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最終更新日  2016年12月02日 23時46分31秒
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