テーマ:ワイン大好き!(30831)
カテゴリ:日本ワイン
10月のサントリー登美の丘ワイナリー見学のワイン、今回は登美の丘ワイナリーの名前を冠する赤です。 登美の丘・赤2013。サントリーさんのブロガーイベントでも何度か頂いています、まさに同ワイナリーを代表するワインと言っていいアイテムになります。新樽比率は30%。2013年は乾いて暖かい年になったそうで、ブドウは生育から収穫まで順調、果実味の乗った味わいのヴィンテージとなりました。 セパージュは、メルロー48%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン17%、プティ・ヴェルド15%。価格は、楽天内では写真のお店などで3650円程度です。 色は深いガーネットカラー。エッジにはまだ紫も見えます。 香りはカラメルやバニラ、シナモンなど茶色いスパイス、それにバルサミコっぽさといったものや、根菜、腐葉土、それに若干のキノコ的ニュアンスなど色の濃い要素を感じます。そこに、黒ベリーやプルーン、赤ベリーのコンポートやジャム、少々のカシスなどのフルーティさが加わるといった感じでした。 味わいは、果実味の印象は確かにあります。ただ、それがメインの要素としてドーンと前に出るという感じではなく、しっとり系の酸が前に出て、後口にかけては渋みの印象もある、それらの背景に果実味が存在し、全体を優しく包んでいるというったバランス感でした。ボディはミディアム位。クリアーさやなめらかさ、しなやかさを感じる口当たりですが、柔らかくもあります。 食事との相性は幅広そうです。 柔らかな質感と渋みのおかげで和牛などとの相性もよさそうです。ローストビーフ、ステーキ、すき焼きと色々試してみたいところ。また、モツ煮込み辺りもよさそうです。 他にも、鶏、豚も色の茶色い煮込み系などは嵌りそうですし、シカやイノシシなどもいいでしょう。ステーキ、鍋と行けそうです。 また、そこまでごついワインではないので、ウナギや脂の乗った寒ブリ、あるいはマグロ、カツオなど、脂のある魚や赤身の魚などとも、かば焼きや煮込みなど調理法次第では十分合わせられそうです。 フルーティさがあり、果実味の存在感もある程度ある、確かにヴィンテージの影響、個性を感じられるワインでした。ただ、それでもやはりべったり甘いという感じではなく、あくまで繊細なバランスの辛口と言うあたりは、日本ワインらしい、と言いますか、登美の丘の赤らしいというべきところでしょうね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月04日 23時33分48秒
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