テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:泡モノ!
今回はオーストラリアのスパークリングです。赤のやや甘口になります。 カリントン・グレース・スパークリング・シラーズ。生産者は、アデレード・ワイン・エステートという、南オーストラリアのワイナリーのようですが、詳しい事はよく分かりませんでした。製法としては、シャンパン方式ではなく、密閉タンク内での二次発酵を行うシャルマ方式となっているようです。 セパージュは、シラーズ主体との事。価格は、写真のお店で1296円。 色は赤紫。濃さがあり、透明度も低いですが、赤さはある程度あります。 泡は勢いはそこまで強い!というものでもなく、ボディの影響もあるでしょうが、クリーミーとまではいかないものの刺激の強い印象は受けませんでした。 香りは、プルーンやブラックベリーなどの色の濃い果実、それにベリーのジャムや少々のオレンジっぽさといったものも感じられました。そこに、茶色いスパイスや胡椒といったスパイシーさやスミレや赤い花のニュアンス、それに焼いた肉的なものや、少々の緑のハーブ、ターリーさ、そしてカラメルっぽさといったような要素も感じられたでしょうか。 味わいはやや甘口という事で、甘みはあります。ただ、「やや」と付くだけあり、デザートワインなどのような糖を残した、という感じではなく、オージーシラーズによくある強い果実味の、延長線上にあるような感覚でした。酸や、オレンジの皮的な渋みもあり、後口にかけて存在感を増します。酸はしっとり系な感じ。ボディは、滑らかさやクリアーさも感じますが、やはりミディアム位の膨らみがあります。 食事との相性では、やはり肉類に合わせやすい感覚はありました。中でも牛豚鶏の合い挽き肉の旨みには良く馴染んでくれました。合い挽き肉で、カレー風味の炒め煮をしたのですが、肉の旨みがグッと引き出される感じでした。カレー粉の風味に対しては、そこまでマリアージュする!というものではありませんが、喧嘩はしませんね。 また、挽き肉に良いならという事で、ハンバーグもつまんでみましたが、こちらもよかったです。挽き肉の旨みに合う(牛豚の合いびき肉でした)のは勿論、ソースは用いずケチャップで行ってみたところ、ケチャップの甘みや香りにワインの果実味や香りが馴染み、ハンバーグ、ケチャップ、ワインと良い連携を見せてくれました。 今回は肉で行きましたが、甘いものに合わせるのも面白いかもしれません。それこそ、これからバレンタインシーズンですが、チョコレートとの相性なんかは是非試してみたいところ。 フルーツのニュアンスの強いワインですし、ドライフルーツや、それにナッツの乗ったマンディアンや、微かなオレンジのニュアンスとの相性を期待してオランジェット辺りをつまんでみたいですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月07日 08時07分24秒
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