テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:泡モノ!
今回はスペインのスパークリングです。ちょっと甘味のあるタイプになりますが、実は購入後2、3年置きっぱなしになっていたものです。 レイモス・エスプモーソ・デ・モスカテル。生産者はアネコープという、スペインはバレンシアの協同組合だそう。1975年設立で、バレンシア産フルーツの取扱高ナンバーワンです。流石は欧州というべきか、フルーツを扱う組合であるアネコープにもキッチリワイン部門があり、そこが手掛けたワインになります。 セパージュは、マスカット・オブ・アレキサンドリア100%。岡山在住の身としてはちょっと気になるセパージュになります^^価格は、写真のお店では1008円。 色はややツヤ感も感じる黄色。 泡は意外と量もありキメの細かさもありましたが、勢いや持続力はありません。 香りは、蜜っぽさやミツイモのような要素、食用菊などの黄色い花の雰囲気があり、更に乾燥グリーンハーブや胡椒などのスパイスといったようなものも。ただ、やはりメインはフルーティーさで、マスカット香は勿論、パイナップル、黄桃、桃のシロップ漬け、キンカン、キンカンのコンポート、リンゴといったものが感じられました。また、2、3年置きっぱなしにしていたせいかは分かりませんが、柿ないし干し柿のようなニュアンスもありました。 味わいは甘口という事で当然甘いです。モモの缶詰のような雰囲気だったでしょうか。そこに、しっとり系の大人しい目の酸が加わり、後口には微かな苦みもあったように思います。ボディはライト。ただ、軽く水の様、というよりは丸さや若干のエキス分のようなもの、しっとり感があるものでした。 甘みもありますし、これまたワインだけで楽しめるタイプではあるかと思います。 が、それではつまらないという事で、甘みのあるものと合わせてみようかと甘みのあるかんぴょうやシイタケの入った恵方巻をつまんでみました。爆発的マリアージュとは流石に行きませんでしたが、甘味の質は意外と似ていたのか、そこでの引き合いは見られました。 それではと、ばらちらしも行ってみたところ、エビや酢〆のママカリなどとも意外と悪くありません。特に、エビの旨みや塩気は甘みとの対比で結構いいつまみに。シャリの甘みやシイタケ等とは巻き寿司と同じような感じで悪くはなく。 フルーティで甘みがあり、度数も10%ないという事でまあ飲みやすいワインです。ただ、干し柿っぽい香りのニュアンスなどは、2、3年置いたから出てきた複雑味なのかは、若いものを飲んで是非調べてみたいところです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月12日 23時43分59秒
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