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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年04月29日
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これで、先日のカーヴ・ド・テールさんのオーストリーワインディナーのワインも最後です。最後もやっぱりブラウフレンキッシュで。
ブラウフレンキッシュ・ホッホエッカー2013。生産者はショプロンのヴェーニンガーです。ショプロンはハンガリーのワインでしたが、こちらは正真正銘、オーストリーワインです。単一畑は5か所あるそうで、ブラウフレンキッシュの他、メルロー、ツヴァイゲルト、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールそして、サンクト・ラウレントといったブドウを栽培しています。流石99%赤ワインという事で、黒ブドウばかりですね。ビオディナミを実践している他、醸造でも野生酵母による発酵を行っています。
価格は、3400円程度ですが楽天内に扱いはありません。写真のものは2009という、ちょっと古いものになりますがエチケットは同じです。

は赤黒系ですが、他のもより赤が強い印象。ガーネットに近い感じです。

香りは、やはり黒ベリーやダークチェリーといった黒いフルーツのニュアンスがあり、他にもドライプルーンといったものも。加えて、カラメルや湿った黒い土的な雰囲気も。ただ、時間と共に赤ベリーのコンポートやジャムっぽさも見えてきたでしょうか。また、大きな赤い花のような要素、若干のスイカ?といったものも感じられたでしょうか。その他としては、軽いカスタードや、茶色いスパイスなど。

味わいは、果実味のアタックは確かにしっかりあるのですが、その後直ぐに明るい酸が追いかけて来ます。後口にかけてさらに存在感を増しますが、果実味もある程度残り、そこに柔らかな渋味がふわりと加わります。トータルとしてはバランスのいい、しかし各要素の目鼻立ちがはっきりしているといった印象でしょうか。ボディはやはりミディアム程度。しなやかさやクリアーさ、骨格を感じるものです。

会では、メインの牛舌元と豚舌の赤ワイン煮のタイミングでご提供いただきました。
成程、このワインのしなやかな質感と黒の中に赤いフルーツの見える香りには、舌という部位のチョイスは納得といった感じです。コリコリ感のある食感と、脂の強すぎない味わいは、このワインによく馴染みました。牛も豚も行けますが、豚の方がより味わいを深め合うような感覚はあったでしょうか。
あっさり過ぎず濃すぎずという事で、食事との相性の幅は広そう。魚ならウナギやアナゴでも面白そうですし、肉なら牛・豚・鶏とどれでも行けそうです。

最後はグッと濃い感じで終わるのかなと思いきや、バランスのいいタイプだったので驚きました。ただ、深みのあるワインなのは間違いなく、その辺のおかげか最後でも印象が薄れるといったことはありませんでした。流石、オーストリーにおける赤のトップ生産者ですね。

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最終更新日  2017年04月29日 22時30分04秒
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