テーマ:食べ物あれこれ(50258)
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先日は兵庫へ行ってきましたが、今回は大阪です。またもや夜にワインのイベントでしたが^^、その前にランチへ。
福島という場所は、美味しいお店も多いと聞きますが、普段大阪駅まで行ってしまうので少し戻ることになりますところ、中々足が向かなかったりでした。 しかし、今回蕎麦屋さんがやっているガレットのお店があると聞いて、是非行ってみたいと思い切って足を延ばしてみました。 それがこちらのお店。直ぐ近くにある人気の蕎麦屋さんの藤乃さんがやっているというfoujitaさんです。レンガ造りなたたずまいの可愛らしいお店です。 ランチは、サラダ、蕎麦米リゾット、ガレット(こちらのお店が力を入れている河内鴨を使ったコンプレか週替わりのガレットのどちらかを選べます)の3品が頂けるAランチ、ガレットがデザートになってドリンクが付いたBランチ、Aランチに変わり蕎麦とデザート、ドリンクが付いたCランチが選べます。今回は折角なのでCランチで。 サラダの野菜はフレッシュで、少し甘味のあるドレッシングとよく馴染んでいました。添えてある漬物は蕎麦米のリゾットに加える薬味です。 こちらが蕎麦米のリゾット。地元の徳島県では、蕎麦米ぞうすいという食べ物があり、蕎麦の実をそのままいただく料理には馴染みがあるのですが、リゾットになっているというのは驚きでした。蕎麦の実の香りを、ガレットとは違った、洋風な、しかしちょっと出汁感もある感じで頂けます。プチプチの食感が凄くいいですし、漬物を加えるとまた違った旨みが増えて華やかに。ちなみに、掛かっているチーズは目の前ですりおろして掛けてくれ、ストップと言うまで掛け続けてくれます^^ そして、ガレットです。今回は河内鴨のコンプレで。ガレットは好きで時々食べるのですが、蕎麦粉の香りが弱かったり、逆に強すぎて食べ飽きるようなものもある中、こちらは流石蕎麦屋さんが手掛けているだけあってか、蕎麦の香りの強さが非常に上品でちょうどいいところでした。それが、焼けた香ばしさとこれまたいいバランス。これを食べに来た甲斐がありました。勿論、卵のまろやかさや鴨の塩気と旨みもよく合います。 ガレットを頂くならやはりシードルを、という事でグラスでお願いしました。タケダワイナリーさんのサン・スフルです。リンゴの香りと酵母の香り、そして辛口乍らキリキリではない、ふくよかさや丸さを感じさせる口当たりと仄かな果実味が、見事にシードルに合います。 今まで、ガレットとシードルの組み合わせはよく試しましたが、今回のマリアージュはその中でもトップレベルだったかも。 こちらは変わり蕎麦。素直な蕎麦は藤乃さんでやっているので、ちょっと変わったものにしているそうです。今回頂いたのは河内鴨の肉味噌と卵黄、漬物の乗ったもので混ぜて頂くスタイルでした。 味濃いかなと思いましたが、やはり蕎麦の甘みや香り、食感をしっかり感じさせつつ、肉味噌を中心とした味わいを加えるといった感じでした。 デザートはカンノーロ。ただ、生地にやはり蕎麦粉を使いたいという事で、かなり試行錯誤されたそう。結果、イタリアのそれとは大分違ったものになってしまったようですが、カリッと焼かれた生地と蕎麦粉の味わいに馴染むやさしいクリームで非常に美味しく、結果オーライというものでしょう。 そのカンノーロに使われているのがこのハチミツなのですが…なんと大阪産!梅田近郊や天王寺近郊でミツバチを飼育し、ハチミツの生産を行っている、その名もずばり大阪ハニーのもだそうです。 そういえば、東京でもやっていたりしますし、大都市でのハチミツづくりって結構あるんですね。梅田と天王寺ではやはり味が違うそうで、先日のニューカレドニア産のものも面白かったですが、ハチミツって奥が深いなあと。 珍しい蕎麦米リゾットも頂けましたし、ガレットは流石蕎麦屋という味わいでした。また、シードルのマリアージュも楽しめ、大満足なランチとなりました。 夜も、コースやアラカルト、それに様々なワインも頂けるようで、一度是非お邪魔させて頂きたいものですし、お蕎麦の藤乃さんのほうにも行ってみたいですね。このお店の周辺には飲食店も多く、ゆっくり福島飲み食べ歩きでもしてみたいものです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月01日 22時20分04秒
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