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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年05月13日
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サントリー塩尻ワイナリーセミナーへお招きいただいて東京へ行きましたので、また例のごとくウロウロしてきました。

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セミナーの前日の夜に東京に到着し、以前お邪魔させて頂きました神楽坂のスペイン料理店、エスタシオンさんへ。前回は一人でお邪魔したのでお米料理を頂けなかったことから、今回は岡山にいらっしゃって今は関東在住の知人を誘って3人で。
先ずはスパークリングで。頂いたのは、中華料理とイベリアワインの会でも飲んだラベントス・イ・ブランです。泡らしい香ばしさとフルーティさがある、相変わらず素晴らしいカヴァでした。
お料理は付き出しでお出し頂いたエンパナーダとチーズです。サクサクのパイ生地がラベントスによく馴染みました。

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こちらはホタルイカとサルモレホ。サルモレホとは、トマトとパンから作るトマトの冷製スープで、アンダルシアの郷土料理だそう。因みに、パンが入っていないとガスパチョになるそう。
トマトの風味ととろみのあるまろやかな味わいが、ホタルイカの、ワタの部分のある香りやまろやかな味わいによく合います。ホタルイカとトマト、ちょっと色々試してみたくなりました。

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ホタルイカとトマトと来れば、エスタシオンさんのプッシュアイテムでもあるロゼワインでしょう。猫のラベルもかわいいこちらは、パティ・アルナウ・ロゼ
DOペネデスのルシャレルという生産者のもので、スペインにおけるビオディナミの草分け的ワイナリーだそう。ピノノワール、メルロ、チャレロ・ヴェルメルというセパージュ。
メルロも入っていますが、濃い系というよりは色も淡さのあるもので、フレッシュ!というほど軽くもありませんが、中庸な感じです。赤いフルーツのニュアンスが軸で、ミディライトくらいの質感と果実味の膨らみが印象的でした。サルモレホには勿論バッチリ!

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続いてはヤマメのサルティアード、ナバーラ風。こういった川魚をスペイン料理店で頂けるというのも驚きでしたが、その調理法も独特で、お腹に生ハムを詰めて焼いているというもの!
生ハムの塩気とコクで、魚を食べるといった感じが非常に面白かったです。パティ・アルナウとはやはりサルモレホほどバッチリ!と言う感じではありませんが、それでもフルーティさが魚のコクやハムの旨みにまずまず。

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続いては、鹿のモルシージャ。モルシージャは血のソーセージです。それを煮込みで頂きました。血の感じが強い、という訳でもなく、煮込みの味わいと相まって、結構柔らかく上品な旨みを感じられました。
これにも、ロゼは中々。ただ、しっかり合わせるならやはり赤でしょうね。

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そしてメインは鴨です。モチモチの食感とあふれる旨みを堪能できました。また、付け合わせの野菜も甘みや香りがしっかりで、焼き加減の良さを感じます。特に、野菜の素材の香りと焼いた香ばしさのバランス、そこに加わる野菜の甘みの馴染み方は素晴らしかったですね。

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ここでまたロゼを。オチョア・カレンダスのロゼで、セパージュはガルナッチャとテンプラニーリョ。ということで、やはり少ししっかり目。香りにも、赤フルーツ中心ですが、その中にドライフルーツやチェリー的なものも見え、果実味やボディ感も少し出ていました。
鴨との相性は非常に良かったです。脂の少ない、滋味深い味わいにワインの果実味やボディが丁度いいですし、鴨独特の香りに赤いフルーツ香がよく合いました。

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そして、食べたかったお米料理です。季節野菜のアロス・アル・オルノ。お米を土鍋に入れオーブンで炊くという、バレンシアの郷土料理になります。
野菜の甘みがバッチリ出ており、それがロゼの果実味と、これぞマリアージュといういい相性を見せてくれました。また、香りの面でも結構嵌り、ロゼワインの懐の深さを感じられました。

今回も素晴らしいお料理を頂けました。また、前回は頂けなかったお米料理やメイン、それの前回とは違うロゼワインも楽しめました。久々に会えた知人とも色々と話も出来、良い集まりになったかなと。今回もご馳走様でした。

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さて、翌日はサントリー塩尻ワイナリーセミナーにご参加されるこんちゃんさん&まみさんと共に、またもや神楽坂へ。昨年の、中国地方のワインと食材の会でお世話になりました、bisous神楽坂さんへ、お礼もかねてのランチへお邪魔したからでした。
今回は、4種類のコースの中から1600円のものをお願いし、さらに前菜もちょっといただきました。

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こちらは、フルーツの入ったチーズ?を生ハムで巻いたもの。ハムの脂と色合いの美しさに驚きましたし、仲のクリーミーさと甘みは当然生ハムにバッチリ。

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こちらは、真ん中がローストビーフで回りはお魚。ネギが使われていたり、一つ目のビーツを使った前菜には柚子があしらわれていたりと、やはりフレンチの中に和を感じるお料理です。

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ここからはコースの前菜です。幾つかから選べ、鶏肉を使ったものを頂きましたが、モンブラン風という名前に引かれてこちらをチョイスしました。柔らかな鶏肉の上に、レバーなどを使ったクリーミーなモンブランが乗っています(甘味はありますが、勿論デザートではなくお料理としてのものです)。鶏の素直な旨みに、このクリーミーさとまろやかなコクが加わるとまたいいですね。



ワインは、奥尻ワイナリーのピノ・グリをお願いしました。少し甘味を残したやや辛口くらいの味わいで、穏やかながらもピノ・グリらしい白桃やメロン、白い花、それに軽い柑橘のニュアンスがあります。当日は日差しも強い日で、お昼からよく冷えたこういうワインを頂けるのは最高だなと。
また、この甘みが、前菜のモンブランや添えてある野菜の甘みによく合いました。特に、モンブランとは甘味同士が重なってグッと深さが増す印象です。

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スープはトマトの冷製。前日のサルモレホのクリーミーさとは違い、こちらはまろやかさとトマトの旨みがありつつも、さらっと頂けました。下の台も面白いですよね。写真は取り換え可能だそうで、今回はトマトのスープという事で、トマトの写真が使われていましたが、色々変わるようです。

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メインも色々と選べますが、今回はライスコロッケでお願いしました。外側のカリッとした歯ごたえと、中のお米の粒粒感と程よい食感、さらに、その奥にあるチーズのトロッと感の3つの食感があり、それらが一体となることで心地よさを楽しめました。味わいも、旨みと塩気のあるもので、ソースの柔らかな味わいと一緒になることでいい塩梅に。

ワインは、ピノ・グリに加え、こんちゃんさんが飲んでいた非常に珍しい奥尻ワイナリーのメルローの白をご相伴に預かりました^^。そちらも、果実味は結構ある感じでボディは柔らかなライト。香りは、リンゴっぽさや柑橘?のような感じでしたが、どこかにベリーフルーツやミネラル、土のような雰囲気もあったような。

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最後に、小菓子とシェフの地元である静岡の緑茶を頂いて締めです。小菓子といいますが、バジルシードも乗った柑橘のソースのブランマンジェで、しっかりデセールです。
お茶は、香りの良さは勿論、ほのかな甘みと渋みの、これまたバランスのいいもの。後口にかけての渋味が非常にサッパリさせてくれました。

bisousさんにも、一度ゆっくり食べる側としてお邪魔させて頂きたかったので、今回先ずはランチに行かせて頂きましたが、しっかりとしたフレンチながら、前菜に見えたようなちょっとした和の感じも取り入れられているのが面白いなあと。華やかな見た目、バランスのいい味わいで、お昼から気分の上るランチを頂けたと思います。
また、こちらは勿論ワインも豊富ですし(日・仏を中心に)、またの機会には夜にも是非行ってみたいところです。今回はありがとうございました!

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最終更新日  2017年05月14日 06時29分32秒
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