テーマ:ワイン大好き!(30801)
カテゴリ:日本ワイン
GWの遠征でのワインもこれでようやく一段落です。今回は、深川ワイナリー見学の際に購入したハーフボトルのロゼになります。 スチューベン・ロゼ2016。生産者は勿論深川ワイナリーです。東京都江東区古石場にある、最近増えてきているいわゆる都市型ワイナリーで、創業は2016年とごく最近になります。ブドウは、オーナーさんのつてで山形や青森からの購入が多いそうです。年間生産本数は2万本あるかないかくらいで、その時々で手に入ったブドウでの醸造となりますので、通年同じ銘柄を手に入れるというのは難しいかもしれませんが、その分やはり出かけていく楽しみのあるワイナリーと言えるでしょうね。醸造家の方はヒトミワイナリーに長くいらっしゃられたという事で、1種類のブドウを濾過版と無濾過版の2種類に仕上げたりしています。 セパージュは、青森産スチューベン100%。濾過版になります。価格は、ハーフボトルという事で1300円。 色はややオレンジ感もある、明るいチェリーカラーです。量を注いでいますと赤みもある程度しっかり感じます。 香りは赤ベリーやチェリーといったものがありますが、やはりイチゴキャンディーやイチゴっぽさがしっかり感じられますね。そこに、やや青みもある赤いフルーツ、スイカ的なニュアンスが加わります。それらフルーティさが一番の要素ですが、ハーブや、若干のスパイス、ミネラルといったものや、赤い花、それに、微かな紅茶のような雰囲気も感じられたでしょうか。 味わいはフルーティです。やや辛口くらいかなというくらいの果実味の印象があります。そこに、しっとりとしたやや重さのある酸が入ります。ボディは勿論ライト。ただ、輪郭があり、割とパリッとした質感で、クリーンな印象を受けました。 料理との相性は、割と何でもござれな感じでした。中でも、帰省時に持ち帰って飲みましたが、おっさん豆腐の充填豆腐は一番相性良かったかも。滑らかで濃厚、クリーミーな質感と、大豆の香りと甘みを感じる味わいは、このワインのフルーティさを調和を持って受け止めてくれますし、豆腐の甘みと果実味が思いのほか馴染む感じでした。 他に、お寿司でもネタを選ばない感じで、唯一アナゴとはそれほどでもでしたが、これも臭みが出たわけではなく、単にアナゴとタレの味わいにワインがやや負けてしまうといった程度。 また、共働学舎のラクレットを加熱しバケットと共に頂きましたが、チーズのまろやかさや塩気、旨みにもやっぱり行けます。 軽やかでフルーティなワインで、これからの季節冷やして楽しむのにもピッタリでしょう。食事のと相性が幅広いのも嬉しいところで、このワインも、まさに日本のテーブルワイン的な存在として楽しめるワインかなと思います。 それこそ、下町のワインですし、焼きトンやら焼鳥、マグロブツ、モツ煮など、居酒屋メニューと楽しんでもよさそうです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月04日 23時41分56秒
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