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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年06月06日
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今回はオーストリーのロゼ泡です。
ブリュット・ロゼ。生産者はフレッド・ロイマーです。カンプタール地方の生産者で、真っ黒の、ブラックボックスと呼ばれる、近代美術館のようなワイナリーが特徴的な作り手です。もう一つの大きな特徴は、ビオディナミを実践しており、ワインい特化した認証団体を自主設立してしまった事でしょう。現在、オーストリー国内外の15のワイナリーが加盟しているそうです。
セパージュは、ツヴァイゲルト64%、ピノ・ノワール36%。地元カンプタール・ランゲンロイスのブドウと、テルメンレギオン地方のグンポルツキルヘンのブドウを使用しています。価格は、写真のお店で4406円。

はキレイなサーモンピンク。バラ色というのは淡いですが、華やかな色合いです。は、そこそこの肌理ですが勢いしっかり。泡感をはっきり感じられます。

香りは、酵母やクッキーっぽさ等、瓶内二次発酵のスパークリングらしいニュアンスがでつつ、ラスベリー、クランベリー、イチゴなどの赤ベリー、チェリー、それに微かなスイカの様なニュアンスなど、赤いフルーツてんこ盛り。加えて、軽いグリーンハーブっぽさや赤い花も。また、時間経過で白コショウや、オリエンタルハーブなどちょっと複雑な要素も加わって来たでしょうか。

味わいは果実味のアタックがキッチリ。泡の勢いがあっても、なおはっきりとフルーティさを感じられます。そこに、意外と存在感を見せるのが渋みで、アタックの段階から果実味と共に感じられます。ただ、後口には雰囲気を残しつつもすっと消えていく感じ。酸は。明るいものが、旨みを伴いつつ果実味と渋みの間にピッと入り込むといった所でしょうか。柔らかさや広がりのある口当たりで、ライトボディですが、ライトの中ではミディアムに近い方かも。

食事との相性では、お寿司と合わせますとやっぱり色で馴染みます。一番はサーモンで、魚の香りとワインの香りが噛み合いますし、脂や口当たりと渋みや泡、ボディ感の相性も良好。果実味があるので、酢飯の甘みとも馴染みますね。あとは赤み。似たような相性ですが、脂が大人しい分より落ち着いた相性でしょうか。意外と、トロ系より赤身の方がよかったですね。
あとは、割とローストビーフなんかもつまめたりします。こちらも赤身だからというのもあったでしょうが、肉の旨みにも泡の勢いや果実味のおかげで負けませんし、赤いフルーツの香りはやっぱり肉にもしっかり合います。

華やかな色と香りで、泡持ちも結構あってと、価格こそシャンパーニュ並みですが、十分なクオリティを持った1本だったかなと思います。
ロイマーの泡は、3月にエクストラ・ブリュットを記事にしましたが、そちらも中々でしたし、オーストリーの泡も面白いですよ。

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最終更新日  2017年06月06日 23時08分11秒
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