テーマ:ワイン大好き!(30804)
カテゴリ:泡モノ!
暑くなってきたという事で、今回はスパークリングです。フランス・アルザスのものになります。 クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール・プルミエール・セレクショネ・パー・マルク・テンペ。随分長い名前ですが、日本のワインインポーターであるディオニーが、付き合いのあるアルザスのマルク・テンペとクレマンを作ろうと立ち上げた共同プロジェクトです。マルク・テンペはクレマンを作る設備を持っていないことから、「セレクショネ」の名の通り、生産を依頼する作り手をマルク・テンペが選定、ドメー・ヌ・ド・ラ・ラシーヌに決め、栽培・醸造段階から一緒になって作っているという銘柄です。 セパージュは、ピノ・オーセロワ50%、リースリング50%。価格は、写真のお店で2246円。 色はツヤのある黄色。黄金に近く、テンペらしいなと言う感じ。 泡は、キメはそこそこですが量は結構ある感じ。また、結構持続力もありました。 香りはフルーティさが強く、リンゴや洋ナシを中心に、若干のイチゴっぽさ、それにミカンやレモン、軽いオレンジなどの黄色い柑橘、さらには南国フルーツっぽさもあったでしょうか。そこに、レモングラスなどのグリーンハーブっぽさが少々。また、軽く茶色いスパイス感もありました。その他、スパークリングらしくナッツやビスケットっぽいニュアンスも感じられましたし、マジパンのような雰囲気も。 味わいは、香りの印象通り果実味のインパクトがしっかり。そこに、旨みや明るいフレッシュな酸が加わり、ジューシーでバランスのいいものとなっています。ボディはライトで、滑らかさとふわっと軽い印象を併せ持つものでした。 今回は、チーズをつまんだ程度でしたが、コンテやカンタルといったセミハード系は、旨みや仄かな甘みが、ワインの果実味に対し良いつまみになってくれました。また、ブリーのような白カビ系とも、あまり熟成が進んでいない、ミルキーでフレッシュなものだったからというのもあるかもしれませんが、果実味とクリーミーさがよく馴染んでいました。 食事にもよく合いそうで、魚介系ならアクアパッツァやサーモンのステーキなんか面白そうですし、お寿司ならブリやサーモンなどの脂の乗ったものに合いそう。あとは、やっぱりローストチキンや焼き鳥などを塩味で合わせてみたいところです。 フルーティで果実味もしっかりですが、軽やかでバランスもよく、暑い時期に冷やして楽しんでもよし、冬場の夜、それこそクリスマス辺りにじっくり楽しんでもよしと、使い勝手のいい、活躍の範囲の広そうな1本でした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月08日 22時40分05秒
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