ワインヲタ入門生のチラシの裏

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今回は、先日のカーブドッチ+会の際に追加で飲みました、サントリー・ジャパンプレミアムシリーズの甲州です。
ジャパンプレミアム・甲州新酒2017。山梨県では毎年11月3日を、県内産の甲州及びマスカット・ベーリーAを使用した新酒の解禁日としており、サントリーでも毎年11月3日に甲州の白とベーリーAのロゼ、赤の3種の新酒を発売しています。今回は、その中の甲州になります。実は、解禁日に3種ともサントリーさんにお送りいただいたものです。今回もありがとうございました！
価格は、楽天内では1600円台からありますね。

色は麦わら的な薄い黄色ですが、若干の、果皮由来と思われるような灰色感もあります。

香りはこれぞ甲州！というもので、柚子、ミカン、スダチ、カボスといった和柑橘の雰囲気が出つつ、リンゴや洋ナシ、微かなメロンっぽさやビワのような、意外としっかりした果実香を感じられるというもの。また、白い花や酵母っぽさといった要素や、食用菊的な黄色い花、さらにはビワや柿の葉のような緑の葉っぱ、微かなハーブといったニュアンスもありました。

味わいはキリッとした酸主体のものです。太さや強さを感じる酸が味わいの中央に大黒柱の様にどしっと1本通っていますね。一方、果実味は繊細なもので、開けたて、温度の低い状態では印象は大人しいですが、時間と共に酸の柱を飾るような感じで膨らんできます。ボディはライトでサラッとした口当たりですが、ミネラル感もあり、硬質さを感じるようなところもあります。

今回は、カーブドッチのワインを一通り飲み、さらにはデザートまで終わった後飲み足りないという事でつまみも無しで飲みましたが、これがそんなタイミングでも十分に香りや味わいを楽しめました。あっさりしていますが、決して薄くない、濃くは無いが強さのあるワインと言えるでしょう。
勿論、食事との相性も間違いなさそうで、お寿司なら握りでもばら寿司でもいけるでしょうし、刺身なら真鯛などの白味や鱧なんか良さそうです。
また、今回はイタリアンのお店でしたので、オイルパスタや白身魚のハーブを使った焼き物、あるいは生野菜を美味しく食べるサラダやバーニャカウダなど、お願いしても面白かったかもしれません。

明るい酸があり、新酒らしいフレッシュな味わいを楽しめます。ただ、そのワインとしての完成度は非常に高いものがあり、「新酒」に拘るのではなくとも、シンプルに白ワインとしていいワイン、ハイコストパフォーマンスなワインでもあったと思います。鍋物なんかにもいいでしょうね～。

サントリー　ジャパンプレミアム　甲州 新酒 2017　750ml

2017年の甲州良かったんでしょうね。他にも色々試してみないといけません。


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